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あびのレビューコレクション

  • ずっとあいしてそばにいて
    ずっとあいしてそばにいて
    ある朝に出会った、自身を「先輩」と呼ぶ少年叶と執着の話。 叶君の台詞はフルボイス。主人公の一人称と呼称が選択できます。 出吃驚の上にヤンデレと聞いていたので、序盤からの急展開に待った待った、と思いましたが序盤の間は割と平和です。 ウィスパー寄りのボイスなので、デフォルト設定だとBGMに対して音声が少し小さめかな、と感じたのですがBGM自体がピアノやオルゴール中心のシンプルな音源なので問題ない方は問題ないレベルかも。 終盤の抑圧的な雰囲気による病み方が素直に怖かった。 あとパズルなのですが、完成させても「バッジを発見できません」と表示されてしまいました。不正はないです。ないよね? (以下、若干ネタバレ込) 最初サンプル画像を見た時に女の子かなと間違えてしまったので少女と聞いてアッてなりました。 主人公の決断の迷わなさが今まで訊くに訊けずにいた姿から一転しますが元よりトラウマになりかけてたんだから仕方ないよね……。

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  • 星月夜の旅
    星月夜の旅
    パルプ・ポエジーって? ああ! それって夜明け前の月に教えてもらった太陽のスマホのパスワード? とりあえずポエジーが詩を指していることだけは分かったので、恐らく詩的な物語なのだろうと仮定してプレイさせていただきました。 とても詩的でした。けれど違っていたり似ていたりする価値観のクスリとくるような会話もあったり。 短い中で独特な世界観に浸れる作品です。

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  • まっしろの城
    まっしろの城
    嵐の後に住人が増えてしまった塔をアドバイザーと共に巡る話。 恐らくスムーズにいけばプレイ時間は三十分ほど。私は詰まりに詰まったので途中休憩を除いて二時間ほどでした。三人目の住人に出会えなくて一時間ぐるぐるしてた愚か者よ……。 モノクロの画面構成と、それに合った独特なイラストから成されるゲーム画面がとても良いです。 またエンディングでは凝ったアニメーションを見ることが出来るので、ある意味では直接的な恐ろしさもある演出ですが是非バッドも含めて全て見ていただきたいところ。 エンディングより個人的には怖い本での演出が一番ホラー感ありました……。笑 シリーズ物のようですが今作だけでも問題なく遊べます。最初の操作説明が丁寧で何だか好きです。 あと、おちびちゃん、かわいい。

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  • 白猫乙女の会
    白猫乙女の会
    あっ第二話の方もクリアできました。やったー! 解答に導くためのヒントも多々あったのですが、それでも色んな可能性を考えてしまい、なかなか組み合わせを当てることが出来ずにいた感じです。でも辿り着けてスッキリした……! 私個人としては相手の人柄を多少なりとも疑ってしまったことが詰まってしまった原因だったかな、なんて。けど色々と唸る時間も合わせて楽しかったです。ありがとうございました。

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  • 白猫乙女の会
    白猫乙女の会
    白猫乙女の会と呼ばれる会合で、少女達が持ち掛けられた謎について雑談的に推理していく話。 レビューが上手くないので簡単に書かせて貰います。ヒュウ、何も分かってないのに言ってやったぜ! 二話構成。登場人物は6人+@と短編にしては多めですが、それぞれ個性的であり上手く少女達の賑やかな掛け合いが描かれているので記憶力が致命的に悪い自分でも問題なく楽しめることが出来ました。 少女達の会話を読むだけなら二話合わせて三十分未満くらいかな。そのあとプレイヤーが選択肢を組み合わせるような形式をメインに謎を解いていくシステムとなっています。 が、まだ自分も第二話の方の真相には辿り着けてないのでした。それなりに近付いているとは思うのだけど……! Windows版プレイ。自分の環境だと第2話のとあるひとな関連の選択肢を選んだ際に会話が発生しなくなり動かなくなる他、同じく第2話の閑話2と3を解放時にエラーが発生して再起動することになる(そのあと閑話自体は解放されてました)など、いくつか動作上の不具合はありましたがプレイ自体は楽しくさせていただきました。 というわけで一先ずのコメントとさせていただきましたが、また改めて粘ってみます。真実に辿り着きたい。

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  • 土者の足音
    土者の足音
    初っ端から演出が良い。とにかく理由は分からないけど学校で「何か」から隠れる話。 友人達とはクリックすることで会話ができます。あれっ主人公って中央の子じゃなくて緑の人だったんだって謎のボケをかまして初見時で無視してしまった。 プレイ時間はエンディングとバッド各種を回収して三十分程度でした。内十五分は時間待ち。 絵が作品の雰囲気に合っていて良いですね。 ゲーム内で殆ど説明がないので最初は手探り感がありますが、大凡のシステムを把握できれば取っ付き易い難易度かな、と思います。 なお現在は時間制限が導入されているようですが、こちらタイトル画面からロードを行うと時間が進まなくなる、プレイ画面から飛ぶと現在の残り時間の方が反映される、某アイテム所持後に見つかると残り15分まで時間が飛ぶようですが逆に残り時間が15分より少ない時に見付かると時間が巻き戻される、などといった現象が見受けられました。 制限時間自体が元々あったシステムという訳ではないようなので、こういった細部の修正が必要かどうかの判断はお任せしたい所存ですが(あと何より難しそう)、確かに時間制限があると焦燥感が出ていいですね。 また場所選択画面で時間切れまで待ってみたのですが、画面に選択肢が残ったままクリックでは進めなくなり(エンターでは進める)且つタイトル画面まで残り続けてしまうようです。再スタート時には消えてくれるので大きな問題ではありませんが。 また鍵入手前に教室に行こうとすると、他の場所と違いメッセージウインドウすら出てない画面になるようなので、初見だと少し困惑してしまうかも? 何だか報告ばかりですみません。見付かる際の絵が状況で少し変化するのも良かったです。楽しませていただきました。

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  • まい、ルーム
    まい、ルーム
    以前にも遊ばせていただいておりました再プレイです。 仲の良い双子の妹マイの為に兄のメルが今日も部屋を訪れる話。乙女ゲームのように見えますが乙女ゲームと呼ばれるかは、さて。 いくつか選択肢がありますが、まずは一周プレイしてみましょう。恐らく衝撃の結末が待ち受けています。 個人的な感想を語ろうとすると大凡ネタバレに触れてしまいそうなのですが、ただ恋をしていただけの激昂してもすぐ謝るような決して悪い人ではない彼のこと嫌いじゃないよ……。ある日の友情を選ぶことが出来たなら良かったのにね。 美しいビジュアルと複雑な思惑と感情が入り交じる高いクオリティでの作品です。

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  • 盗まれた冬
    盗まれた冬
    お婆さんは冬に死ぬ。この町の時間は秋で止まった。けれど探偵がやってきた。 切ない雰囲気で語られる三十分程度のビジュアルノベルです。 仕掛けられた謎は気付く人は即座に気付くタイプの種類かと思いますが、それはそれとして探偵が探偵でとても好きでした。 それが優しい選択かどうかはともかく「正しい」選択であったことに恐らく間違いはいないんだよなあ。 内容に対して非常に丁度いいと感じさせる長さで綺麗に纏められた作品でした。あと本当に概念として探偵が探偵で好きです。

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  • ママよりつよいやつにあいにいく
    ママよりつよいやつにあいにいく
    おいおいパンダのママより強い奴なんて世界には沢山いるに決まって、なるほどな~! 絵だけでなく台詞回しやシナリオまで正しく子供向け絵本として優しく丁寧に作られている作品です。 刺激的すぎる展開がある訳ではない、けれど最後まで楽しく読めて為にもなる、そんな簡単なようで実は難しいのが子供向け絵本なんですよね。 ハンターのおじさんもしっかりなさいよ! あと誤字かなと、「ハンター『ん』のおじさん、ありがとう!」、こっそり。

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  • あまやどり
    あまやどり
    三人の妹の兄とその妹達による話と+@での掌編五話。 どうやら他の作品にも登場する人物達のようですが、こちらの作品内だけでも各々の話の中で断片的に設定が語られており、それらを集めることで彼等の事情を何となく察せるような作りになっています。 ただメインは設定把握ではなく、あくまで兄妹達による何気なかったり何気なくはなかったりする一日のワンシーンです。ある家族の愛おしい日常や非日常を一瞬だけ覗き込んだ気分になれます。 全て読んで十五分くらいかな。まず君は誰だってなったサキとの話が個人的には好きです。あほで。 あと雪との話の中での意見にそれなってなりました。それな。

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