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笹笠箕範のレビューコレクション

  • 隠花生物/顕花生物
    隠花生物/顕花生物
     ある宗教学の教授が「我々人類が他の生物と違うところは、信仰を持っているところだ」と言っていたのを思い出します。
     しかし、人間を含め自分以外の生物の心を覗き見ることはできません。己の心さえ理解しきれないというのに。
     その状況で、他の生物が信仰を持っていることはない、と言い切る自信が私には無いのです。
     信仰の基盤を打ち壊して、やっと物理や進化の真実に、かなり近づいてきたのが今の人類です。
     他の生物にできない多くのことが出来ることに慢心し、霊長類などという生命体の分類名まで作り出した。
     他の生物と同じく進化が止まってしまっている我々人類は、常に進化を続ける昆虫や植物、細菌や菌類に、それらこそが次の知的生命体になる可能性を感じることがほとんど無い。あんな夥しい数の生命体に、人類ごときが勝てるはずがない。
     さらに言えば、人類が進化の競争の主役ですらない可能性があることも認識されないことが多いのです。
     この作品は、そうした事実を認識させると同時に、極めて酷い不条理が極めて自然に発生するということも読み手に認識させてくれます。
     生への渇望は己に生が限りあるから存在する。死への恐怖は己の死をもって消滅する。
     私は、この作品は、人類の「あがき」を生々しく描いたものではないかと感じました。
     人間の精神を激しく刺激する名作です。ありがとうございます。

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  • 私の主人はダイヤモンド石頭
    私の主人はダイヤモンド石頭
    総てのルートを読み終えて、私は、…平伏しました。
    どれも凄かったです!

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  • 押入れ
    押入れ
    見失っている事さえ見失っている、そういう事は結構多いのかもせれません。
    短いながらも見事にそれを感じさせてくれる、奥深い内容でした!

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  • 消灯コーヒー
    消灯コーヒー
    ふらふらと「入店」してしまいました。
    趣のある風景に、素敵なボイス。
    最後までプレイして、コーヒーが飲みたくなる気分になりました!

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  • 修正版非日常の火
    修正版非日常の火
    ク、クリアできた!?
    うっ、うっ、…死が、死が地雷のように散りばめてあって、即死ばかりでした。

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  • さよならチョコミント
    さよならチョコミント
    チョコミントの如く、甘くて・爽やかで、でも香りはいつまでも残るものではなくって…。
    そんな夏の、日常とは言えないものが日常として終わるところに作品のテーマを感じました。
    とても良い時間をありがとうございます!

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  • ハコノナカノコ
    ハコノナカノコ
    賴鴨厓という人の書いた「春簾雨窓」という七言絶句の漢詩があります。
    その一行目に「春は自ずから往来し人は送迎す」とあります。
    訪れる春という季節も、人の心の中で動いているだけ、という。
    そんな心象風景を感じながらプレイさせていただきました!

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  • ボクの街
    ボクの街
    終盤にきて「そ、そういうことだったのか!」と気付かせられました。
    私はシロノワールは(カロリー的に)魔物だと思って警戒しています。

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  • ツギシ
    ツギシ
    作品の世界観への導入が非常にスムーズにでき、導入されたという感覚も無いままスッと入ることができました。
    非常に興味深く、また日常事のようにも感じられ、内容に引き込まれた後から「あ」と気付く感じがしました。
    内容もすんなりと心に染み入りました。
    非常に良い時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます!

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  • vanilla
    vanilla
    甘酸っぱい物語でした。
    こんな青春、本で読んだことしかない…。

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