晴/ハルのレビューコレクション
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お菓子の国のガトー・ソルシエ美しいキャラクターグラフィックとまさかのフルボイスという、フリーゲームとは思えないクオリティでした! 効果音の入れ方が細かく丁寧だなぁと、数分読み進めてまず感じました。テンポの良いセリフやSEの演出があるため、メイン以外のキャラクターもみんな生き生きと感じて、すぐに愛着が沸きます。 (特にエルベリク様がめちゃめちゃいい人ですごく好きです……!) ファンタジー世界観ですが、専門用語などもそれほど難しくないのですぐ理解でき、とても読みやすかったです。 @ネタバレ開始 カノンの過去編から一気にシリアスになって、私はここからものすごくお話に引き込まれました。 カノンのマヤへの執着の理由や、序盤でちら見せされていたマヤの過去の真実などが明らかにされていくと、1章で見たようなあたたかな日常を手に入れるまでに二人はとても大変な思いをしてきたんだなぁとじんときました。 もうここでも泣きそうになってたんですが、マヤが初めてカノンのお菓子を食べたときの「あれ、おいしいよ?」からのシーンでなんだか涙が止まらなくなってしまって……。完全にマヤとシンクロしてぼろぼろ泣いてました;; 最初はカノンとマヤは月と太陽のようなイメージだったんですが、実際はマヤもカノンに助けられていたんだと思うと……;;;; お互いがお互いの救済になっている関係最高です……!! お父さんふたりを出会わせてくれて本当にありがとう!!!!!!!;;; 終盤、カノンがマヤにおせおせになるのもすごくかわいくてよかったです!唐突な告白に動揺してるマヤの表情もかわいい……! 恋愛面ではカノンがマヤを引っ張って、メンタル面ではマヤが引っ張って、という関係がいいですね。どうあっても、このふたりじゃないとダメなんですよね……;;尊い……。 @ネタバレ終了 1時間というプレイ時間の中で、あたたかな日常・切なさ・恋愛要素の甘さと、あと物凄いお菓子テロ攻撃をふんだんに浴びられる作品でした! ストーリーはシリアス部分とのバランスが丁度良く、キャラクターの作りこみが丁寧で素晴らしかったです。 素敵な作品をありがとうございました!
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反動のクラウドレイジ-ACT1ものすごく面白かったです……!;; もともと、ティラノビルダー関連の弐藤さんのnoteで反クラのイラストを見て、めちゃくちゃ好きな絵だな……と思ってました。 実際にプレイするとほんとに誰が出て来てもどのシーンもとにかく絵がめっちゃ良いです! 立ち絵も、バトルのミニキャラも、カットインも全部良すぎて、、、ゲームし終わっても攻略サイトの隊員一覧ずっと眺めてます。熱が冷めねぇ……。 バトルシステムがすごいのはもう前提というか、皆さん言われてると思うので割愛します。本当に楽しいしすごいんです……。 ちょっとずれた感想かもしれないんですが、BGMのチョイスがすごくいいなぁと思いました。 立ち絵がぬるぬる動くわけではないのに、キャラ達が動いたり話している様子がものすごく自然に想像できる雰囲気の演出が素晴らしいなと思います。 BGMの的確さもその演出の良さの一部かなと思います。 全部めちゃくちゃしっくりくるんです。アニメ見てるみたいでした。 え…… 反クラのアニメ見たすぎる……。;; キャラなんですけど、もうみんな大好きです。照原支部住みたい。好きキャラをなんとか絞って思いの丈をまとめました……。 @ネタバレ開始 ●佐富くん 周りが派手で個性的な分、無個性寄りな主人公……っていう感じだと思ったんですが、なんというか、あの、確かに普通っぽいんですけど「すごい」普通なんです。 「普通が一番いいよね。でもその普通になるのが一番難しいよね」の普通なんです(?)。 自分を取り繕うこともなく、相手によって柔軟に誰とでも良い関係を築けていて、情に熱くて行動力があって、主人公としてすごく受け入れやすくて応援したくなる良いキャラクターだなぁと思いました。同僚に居たら頼もしいし羨ましいです。仙原君の複雑な気持ちがわかる。 ●伊戸村さん あ~~~~~~~~~~~好き。好きです。Xと重複しますが本当~~~に好きです夢女化不可避でした。 別の隊の隊員として生きて、たまに廊下ですれ違ったりしたい;;;;;;;;; 最序盤の古賀さんとのやりとりでは、ちょっととっつきにくい独りよがりな人なのかなと思ったんですが、ライダーゼリーのシーンとか友瀬君との会話でギュンって持っていかれました。素朴で飾らなくて、でも自分なりにいろいろ苦労して頑張っていて、しかも周りのことも(ちょっと線引きしてる感じはあったように思うんですが)ちゃんと見て気にかけていて……古賀さんもそういうところに惹かれていたのかなと思います。 伊戸村?の面が外れたシーンではアアアア!!と叫びました……。……なんでしんでしまうん……なんでなん……;;;;;;; 伊戸村さんの居る日常の照原支部に永住したいです……。平和だった時間軸をループしていたい……。 ●友瀬くん 良い子じゃん……良い子じゃん……と、いつ出て来てもほっこり和ませてくれる可愛いへっぽこ新人くんだ……と、最初からだいぶ好きだったんですが、最後の豹変もめちゃくちゃ良かったです。 コマンドの勢いがすごくて、プレイ時はシリアスなシーンなのになんかツボってげらげら笑っちゃったんですが、見返すと結構えぐい伏線になってそうで怖かったです……。 私は、ただ……好きな人たちに、、幸せになってほしい、だけなのに……オオオ……!! ●双馬さん 寡黙クールキャラかと思いきや根は熱血脳筋の真面目天然だなんて…………!!!! コンナンスキナルヤン……コンナンミンナスキヤン……;;;;。あざとい……オタク特攻属性持ちすぎです。あざとすぎる。好きです。 性格的にあんまりリーダー向きではない感じがしますが、双馬さんが隊員に尊敬され慕われているのは伝わってきますし、誠実で真面目な相川君たちと信頼し合い、支え合っている機動隊の雰囲気がすごく良いなと思いました。 ●吉良さん とにかく理想の上司です。頼もしさがやばい。 テキトーでサボり魔、に見えるけど、やることちゃんとやってて、部下がやらかしたらきっちり締めて叱れるのめちゃめちゃ良い大人じゃないですか……。普段テキトーな雰囲気だから部下とも仲良く付き合いやすい隙があるのが良い……。 吉良さん一人いるだけで場の雰囲気ちょっと明るくなるの素敵。いい男すぎる。 飄々としたタイプなのに結界使いで防衛担当なのが個人的にきゅんとしました。バトル面でもアカツキがつよすぎてかっこよかったです……。 ●仙原くん これもXと重複するんですが、仙原くんは佐富くんとはまた違った意味の「普通」なところが大好きです。 佐富くんは「すごい」普通だけど、仙原くんは普通なんですよ……(?)。 遅れがあるとはいえ突出した能力も無く体力も追いつかず、……佐富君を見ていると卑屈気味になってしまう気持ちが伝わってきます。 あと吉良さんが苦手というところもめっちゃいいなと思いました。 酷い言いようなんですが、吉良さんて陰キャにはきついんですよね……。吉良さん大好きですけど、私も実際リアルで吉良さんがいたらノリについてけないかもな……と思います。 岩切くんも結構付き合うの難しいタイプだと思うので、仙原君は吉良隊で苦労してるだろうなと思います。心身共に……。 それでも、別に開き直って不貞腐れたりせず自分なりに努力して頑張ってる誠実な仙原くんがすごく好きです。無理せずほどほどにがんばってほしい……! キリないのでこのへんで止めますが、ほんとに他にも好きなキャラいっぱいいるんですよ……。 古賀さんも柴山さんも摂津くんも良いキャラですし……鳥居さんも完璧超人な感じでカッコイイです。顔も良すぎ……この方絶対モテますよね……。 あと都倉さんと喫煙所でだべりたいし女子たちと一緒にキャッキャとバレンタインのチョコ作りたいし食堂のメニューを選んでる伊戸村さんの後ろに並んで待ちたい(妄想です)……。 @ネタバレ終了 キャラの事ばっかり語ってますが、序盤からずっと続きが気になりっぱなしになる物語の展開や緩急などもすごくうまい作品です…! 地区会話パートで何度か話しかけると差分が見れたりするシステムもめちゃくちゃ良かったです! 続きも楽しみにしております!! ありがとうございました!!
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アヤコのお見合いめちゃくちゃ面白かったです……!! @ネタバレ開始 まずとにかく絵が可愛くて、最初の御着替えのスチルで一気に「おぉ……!」と引き込まれました。 邪魔してくる妖怪たちはゲームとしては敵ポジションですが、一緒になっても幸せにしてくれるので、どう転んでも優しい世界で本当に微笑ましく愛おしいです。 問答を繰り返す妖怪たちとのシーンも、こう言えばボロを出すかな?と自分で予測しながらプレイできて、当たるとすごく楽しかったです。 個人的に人間のマコトさんの朴訥として誠実な人柄があまりにも好みで、、、登場シーン自体は少なめですが、セリフひとつひとつがものすごく印象的な素敵なキャラクターでした。 「気の済むまでどうぞ」とか、「たくさん、たくさんお話をしましょう」がすごくキュンとしました……。 @ネタバレ終了 ものすごく完成度の高い面白いゲームでした! 素敵な作品をありがとうございます!
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タバコ屋乙女と小話でも演出と小話の内容がとても素敵でした。 短い作品なのにすごく印象に残ります、、。 @ネタバレ開始 素敵なお姉さんがしてくれるちょっとした小話がメインのお話ですが、小話自体が面白いのはもちろん、それとは別にしっかり作品の中に流れる物語もあって、その先も想像してしまうつくりがとても秀逸だなと思いました。 雨の話の時、え……わたしが……ネコチャン……!?と嬉しくなりました笑 飼い主さんとアカヨさんのその後も気になります。 @ネタバレ終了 すごくいいゲームでした……! 素敵な作品をありがとうございました!
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北限のアルバ~夏の章~春からプレイしたので感想を書く順番がちぐはぐになってしまうんですが、ちょっとまとまらないので先に夏の章を! 北限のアルバシリーズはもう全部なんですがやっぱりグラフィックがすっごく素敵です。 ほのぼのしたお話の雰囲気にぴったりの絵本のようなイラストが本当に可愛い……。 おばあちゃんもキュートで頼もしくて大好きです。 @ネタバレ開始 日向くん、無口なタイプなのかな……と思いプレイしたのですが、めちゃくちゃ優しくて親切だし逞しいしで一瞬で好きになりました。細かい作業得意だったり、精神的にも結構繊細だったりするところもギャップでいいキャラだなと思いました。 春の章は、普通に「乙女ゲーム」という気持ちで隼人さんを攻略していきましたが、夏の章は途中から強火カプ厨になってしまった気がします。 ばあちゃと一緒に「行け~! 早よくっつけ~! いちゃいちゃせ~!」と応援する側に回ってました、、。 お料理の描写も毎回すごくいいなぁと思います。飯テロすぎる……! ハスカップを最近まで知らなかったんですが、ゼリーすごい食べたくなっちゃいました。 @ネタバレ終了 移住した先で知り合ったその地元の男の子との恋っていうのがあまりにも爽やかで健全で(他が不健全だという話ではないんですが)、お互いに助け合って生きていく日常が素敵だなぁと思いました。 いつまでも二人にとってそれが当たり前でありますように。 素敵な作品をありがとうございました。 冬の章も楽しみにしています!
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睡蓮と色言うのはもう三回目になりますが今作もやっぱり文章が本当に良いです。あと音楽も! @ネタバレ開始 前作にも薄く気配はありましたが、今作は特に浅葱くんが嫉妬に暮れていてメランコリな感情描写が多めだなと思いました。 全肯定マシンみたいになってしまうんですが、これが本当に良くて……。 三作品良いのは前提なんですが、個人的に今作のこの、少し冷えてドロッとした生々しい感情の声がとても好きでした。 __聞かされる。 __言わせたな。 とか。鋭利。 追いかけてくるかどうか試す意地悪をしたり、本当は異変に気づいてほしいくせになんでもないフリをしたり。 嫌なことを考えている自分に気づいていながらも、この暗い気持ちを抑えることができない浅葱君があまりにも「現実」でした。 嫌なこと言いたくないし気を付けてるけど、思うことは止められない。 変な感想ですが、この辺りの浅葱君の気持ちを読んだとき、「生きてるんだな」と思いました。 __今の碧衣さんだったら、声を掛けなかったかもしれない。 __きっと一人旅行満喫していたよ。 (もう自分なんていらないんじゃない?)と拗ねてる浅葱くんがいじらしいところなんですが、きっとこの日碧衣さんが一歩踏み出さなかったら、このまま本当に浅葱君は不要な存在になって薄れて行ってしまったんじゃないかなと思ってヒヤッとしました。 ちょっとしたすれ違いで自然消滅してしまいそうな儚い繋がりからのスタートでしたが、二人がこれからも少しずつ成長して信頼関係を築いていく未来が想像できる幸せなENDで、出会いから見守っている身からするとホッと安心しました。よかったなぁ、、。 @ネタバレ終了 連作すべて素敵なお話でした。 浅葱くんと碧衣さんに出会わせてくださって本当にありがとうございます。
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白詰草と靄あ~~~やっぱり好き……。と何回もこぼしながら読了しました。 前作に引き続き、美しい文章が素敵です。 一文一文が全部良くて、全然目が滑らずに頭に入ってくるのって、本当にすごいなぁ……と思います。 @ネタバレ開始 以下、(前作の感想コメにも言えることなのですが)好き勝手に盛り上がってるので解釈違いだったら本当にすみません。 __「美味しい」とほころんだ顔を見たときに、ふと、この人が好きかもしれない、と思った。 この一文を読んだとき、きっと浅葱君は最初に一目惚れしてたんだろうなと思いました。 初めて見たときから気になっていて、つまづいて引き込まれたきっかけになったのがこの笑顔なんだろうな……と。 __あっさりと電話が切られた。 __碧衣さんはあまり長電話をしない人だった。 ここでもう、もっと電話していたいんだな~、もっといっぱい会いたいんだな~というのが、文章中で直接言葉にされなくてもありありと伝わってきます……。 お互いに、自分が知らない世界で生きている相手の事を尊敬していて、でも遠くに感じていて、距離の取り方や接し方に慎重になっているのがもどかしくも愛おしいです。 近づきたいのは同じなのに、噛み合わない二人を見てると本当に悶えます。 付き合ってるのにいつまでも両片思い状態な感じで。でも私はそんな二人が好き、、!! 浅葱くんが、「それならそれでかまわない」「それでも十分」のような言い方をするとき、すごく我慢して気持ちを押し殺しているのが、かえって強く伝わってきます。 碧色の傘を、きっと普段から使って欲しいと思っているように。 自分(浅葱)のことも、たまに癒しを与えるだけの存在じゃなく、もっと雑に使って、もっと我儘を言ってほしいけど、でもそれが上手くできない甘え下手な碧衣さんのことが浅葱くんは好きなんだよなぁと思うとどうしようもない気持ちにさせられます。(自分だって、「ちょっと一晩泊めて」も言えないくせに、、) 碧衣さんも碧衣さんで、「次会う時に」という言葉にときめいてしまうところとか本当に可愛いです。甘”酸”っ”ぱ”い”……;; 相手の未来に当然のように自分がいるとわかるとホッとするし嬉しいですよね、、。 朝の会話がお互いに我慢遠慮しまくりのすれ違い祭でもどかしすぎてヒィヒィなりました。自分が間に入って話付けてもっといちゃつかせたくなります。。 どうでもいい話ですが、個人的に普段から着物を着るのも白檀の香りも大好きなので、いつもその香りがして御着物も似合う浅葱くんめちゃくちゃいいな……と思います。あまり意識してなかったんですがそもそものキャラクターの設定が好みだなぁとしみじみ感じました。 @ネタバレ終了 まとまりのない文章でお恥ずかしいです、、。 素敵なお話を有難うございます。きっとまた繰り返し読みます。
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菊花と雨出会って一日で惹かれ合う二人のお話でしたが、好きになるまでの描写に違和感が全くないです。 静かな雨音とBGMと、綺麗で丁寧な会話と文章……作中に流れる全体の温度感がとても好きです。 印象に残っている一言が本当にたくさんあります。 始まってすぐに夢中になって、そのまま続編二作品まで一気に読んでしまいました。 @ネタバレ開始 これは二人がお話の主人公だからというメタ的な視点を抜きで、 ああ、二人はきっとこのあと両想いになるんだろうな……と、ものすごく自然に思える雰囲気の良い会話が続くのがとても心地いいです。 「少し踏み込まれたら、今にも転がり落ちていけそうなところに」 という一言が、この時の浅葱くんの気持ちをギュッと詰められている気がしてすごく印象的でした。 今はまだお互いに非日常を楽しんでいるだけの存在でしかなくて、でも自分はそこから抜け出して手を伸ばしたい。明日もその先も関わりを持っていたい。。 「(碧衣さんから)少し踏み込まれたら、」とは言ってますが、むしろ踏み込んで欲しいと懇願しているような、「いっそ。転がり落ちてしまいたいから……どうか」と許しを乞おうとしているようなニュアンスが愛おしいです。 もしかしたら好意を持っているのは自分だけじゃないのかもしれない。と感じている距離感の二人の探り合いがリアルですね。 え〜い、行ったれ! 的に大胆に切り出してみたり、でもやっぱり自分だけの勘違いかも……と引き下がりそうになったり。 少しでも碧衣さんの中に自分の爪痕を残そうと苦心する浅葱くんの、一見慣れてそうなのに慣れてない感が可愛いです。 碧衣さんも、モノローグやセリフから滲み出る誠実で不器用な人柄が本当に好きです。個人的に好みの女性だというのもありますが、浅葱くんが惹かれた人としても説得力があってすごく良いなと思いました。 @ネタバレ終了 幸せになって欲しいし、その道筋をずっと見守っていたいと思ってしまう素敵な二人のお話でした……。 ありがとうございました!
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My fireサムネがおしゃれだなぁ~とずっと気になってた作品でした! 絵が動いたり画面がころころと切り替わっていくので、すごい……すごい……と思いながらわくわくして読み進められます。 イラストや画面全体で色使いが統一されていて見てるだけでも楽しいです。目に良い……幸。 音楽や効果音もピコピコでかわいくて、ゲームの雰囲気に合っていてすごくよかったです! バスが走る音がずっと印象に残ってます。 @ネタバレ開始 ホノオくんが空に帰っていくシーンは本当に素敵でした。 悲しいのに爽やかで綺麗で、静かなシーンなのにすごく気持ちが昂るというか……とにかく演出が巧みだなと思いました。 個人的に「年上のお姉さんが好きな男の子」っていう構図が大好きなので、溺れた理由を知った時が一番切なくてきゅんとしました。 ホノオくんは実際の登場時間は短いのに、どんどん好きになって心に残るキャラクターで、30分ほどのプレイ時間で自然にそう思わせられるストーリーが本当にすごいなと思います。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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エフェメラは軌跡を描くシェイドさんのビジュアルに惹かれてプレイしましたが、読み始めてみるとチガヤちゃんが素直でいい子で大好きになりました……!(もちろんシェイドさんも好きです!) はじめの方は寝る前に毎日少しずつ読み進めていたんですが、中盤からは止まらなくなって一気に読んでしまいました。 SFな世界観のお話は普段あまり触れないジャンルだったのですが、文章が読みやすくて物語に入り込みやすかったです。 @ネタバレ開始 特にレイス君とチガヤちゃんが度々会うようになってから、シェイドさんの過去や女性のことなど、気になることがたくさん出て来て、よりわくわくしながら進められました。 どちらのENDも好きですが、①の方のイラストは特に印象的です。望むものを手に入れたはずのレイス君も、チガヤちゃんもどこか切なく物足りないような表情で……。 あと髪が伸びたチガヤちゃんが本当に可愛くて好きです。おめめもうるうるつやつやで綺麗。 シェイドさんも見た目のミステリアスさと中身のギャップがとてもよかったです。(たまに受け答えが若干ズレてるところもキュートでした) 三人とも幸せになってくれ~と思わずにいられないです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!