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桃 実女子(旧名 : 桃むすめ)のレビューコレクション

  • PANDORA ODD
    PANDORA ODD
    悲恋乙女ゲームの名手であるかしのき様の新シリーズー?!こんなんやるっきゃないっ!ということで、制作中から非常に楽しみにしていたゲームでした♪ これまでの涙恋花シリーズと共通する切ないシーンもたっぷりなのですが、今作の肝は「闇・ダーク・バッドエンド」。一ルートクリア後から「な、なんかこれまでと違うぞ?!」という雰囲気を感じて、ハラハラドキドキしながらプレイさせていただきました。 また、自分が選んだ選択肢で少しずつ闇へ向かっていく感覚、開けられていく禁断の箱の演出も、「やってはいけないことをしてるのはお前~!プレイヤーであるお前~!!」という感じがして楽しかったです♪ 毎作攻略システムが丁寧で遊びやすいのですが、今作も選択肢にカーソルを合わせると分岐ルートが表示される超親切設計!宝石男子たちとサクサク闇へGOしちゃいましょう! 自分の攻略順は、瑠璃くん→翠くん→琥珀くん→仁さんだったのですが、なんとなくの割にかなり正解だったかなーと。特に仁さん最後は個人的にオススメです。 四人の中で好きだったのは琥珀くん、話としては仁さんが好きでした。琥珀くんは健気で良い子だね……(目逸らし)(真相は本編で確かめるべし) でもやっぱり、一番気になったのは…… @ネタバレ開始 東城さん!!そして鳥!!! 東城さんの儚げな見た目にビジュアル公開時からキャーキャーしていたのですが、まんまと騙されてました(笑)(ちなみに翠くん、君にも騙されたよ) ラストの愉悦東城さんに最初はビックリだったのですが、あの吹っ切れ具合が今ではクセになってます♪一気に回収されていく伏線もおおーっ!となりました。 それから、東城さんから片時も離れなかったあの鳥。極道のペットだけに度胸がハンパないのか、飼い主が怖くて動けないのか、はたまた、すんっごく懐いているのか……。ゴー☆ジャ○的な飾りではないと思うのですが、懐いているとしたら、案外優しい所もあるんじゃないかなー、などと考えてました。鳥飼いに悪い人はいない……はず。 @ネタバレ終了 FAはタイミングが良ければ「あの人」に鳥が止まってくれます! 一時停止orスクショで遊んでみてね!

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  • ティラノフェス2023オープニング
    ティラノフェス2023オープニング
    今年も開催おめでとうございます!! 作者としてもプレイヤーとしても楽しませていただこうと思います♪ 去年ものすごかったバーチャルフェスのブースが更にパワーアップしていてワクワクしました! 新システムのプロモーションカードも楽しみです。 そして今回ふと「そういえば前のオープニングではああいうのあったよなー」と思い出したら…… @ネタバレ開始 ファ、ファンサだー?!?! どの選択肢も見たかったので周回しました。面白い顔しようとすると両目つむってしまうティラノちゃんかわいいね……。 金髪ちゃん(ライダーちゃん、スクリプトちゃん、サウルスちゃん、色々な呼び方してるのですが、ビルダー使いの私的にはティラノライダーの子のイメージでライダーちゃん派です)のお名前も、いつか、ぜひとも……。 @ネタバレ終了

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  • 運命のひと。
    運命のひと。
    めちゃくちゃ可愛かったですー!!女子攻め好きには大満足の短編でした! 主人公ちゃんのありすぎて突飛レベルの行動力も面白かったですw こんなにイケイケな子なのに目隠れ黒髪なのも個人的にポイント高いですね! つんけんしてても本当は優しい姫田先輩も可愛かったです。 本編もアフターストーリーも話にメリハリがあり、かつ全体の雰囲気を損なわない明るさもあって、シナリオとしても良かったです。 @ネタバレ開始 オマケのお姫様だっこされる先輩の図がとても好きでしたww 主人公ちゃん、ああ見えて実は体育得意なのでは。 @ネタバレ終了

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  • A-line
    A-line
    ゲームを遊んだというよりも、一曲の失恋ソングを聴いたような後味の残る作品でした。探索要素やシナリオ分岐といったゲーム性も勿論あるのですが、オシャレな世界観への没入感がすごくてですね……。 失恋の話とわかっていても、どう転んでも報われないことを突きつけられるシーンや、主人公のある種の「青臭さ」のある行動に、胸がギュッと締め付けられる思いでした。プレイヤーが大人であるほど、ダメージが大きい話な気がします……。 しかし、とても綺麗な恋愛なんですよね。主人公が大学生以上では打算やワンチャンでこんな形では収まらない気がしますし、中学生では子供っぽすぎるし、高校生という曖昧で、どうにもならない年齢だからこそ、この作品に合っていたと思います。 音声での演出もとても良かったです。音声もシナリオの一部になっているので、ぜひイヤホンまたはヘッドホンで! 本編後のアフターストーリーやオマケもかなりボリュームがありました。オマケイラストのミナちゃん、良いですね……。 @ネタバレ開始 B面はつらすぎて半分聴けませんでした;;私はかさぶた剥がす趣味は無いんや……。 探索ではミナちゃんと話したすぎて沢山クリックしてました。絶対話してくれないんですけどね!!ギターでもカセットテープでもなく、君が欲しいのに……。 @ネタバレ終了 決して0にはなってくれない、ほろ苦い思い出の話。 素敵な作品をありがとうございました。

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  • 【短編・スチル20枚】平穏な?魔王の日常
    【短編・スチル20枚】平穏な?魔王の日常
    読切の少年漫画のような、熱い展開がギュッと詰まったノベルです。 世界観はシリアスなのですが、努力も友情も勝利もあり、何より奴隷少年のエイル君の底抜けの明るさが物語全体も明るくしてくれていました。 アプデ前に一度クリアしていたのですが、スチル17枚追加?!と聞いてもう一度やらせていただきました。何気に最初のモブ魔族がどんな姿だったのか見られたのが面白かったですw @ネタバレ開始 やっぱり二人とも生き残るEND1が至高だなと思うのですが、END2もとても好きです。最期に託したい人が出来た魔王様も、託された希望を引き継いでいくエイル君も素敵です……。 そしてIFエンドを見て、エンド名が出てからも「続きはどこですか?!」と探してました(泣)アロウズさんと三人で旅に出るエンドは……(号泣) @ネタバレ終了 短編ながらかなり満足感のある一作です!フェス終了直前の駆け込みにもいかがでしょうか?!

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  • 琥珀くんとはじめての記念日。
    琥珀くんとはじめての記念日。
    あまぁ~~~い!!!!!安心・安全の糖度100%の恋愛ノベルでした。 尖ったゲームばかりやっていると「でも裏切るんでしょう……?」とソワソワする気持ちもありましたが、そんなことは一切ありません!!乙女になってキラッキラな日常を楽しむ!それだけ!! 悪意も悲しみもない幸せな世界が、現実社会に疲れた心に沁みました……。 ボイスも付いているので、乙女向けシチュボのような感じもしますね。 終盤のまさかの……!(勿論ハッピーな意味で)にもビックリしました。良かったです!

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  • 車座怪談
    車座怪談
    主に主人公以外の三人の話を通して、色んな怪談が聞けるノベルです。 夢に出てきそうなゾクッとするものから、コワイノカナーとクスッと笑えるものまで、バラエティに富んでいて面白かったです。 実写の顔写真の使い方、良いですね……。どれも絶妙なタイミングと表情でした。特に音楽フェスの話のあの顔が印象深いです。 しかしやはり、小林君の話が一番怖かったですし、悲しかったです。なかなか出せなくて攻略を参考にしたのですが、確かに、あの場で話す内容ではないんですよね……。 @ネタバレ開始 彼の話だけ、確実に彼の体験談なんですよね。 結構ひどい体験をしていてビックリしたのですが、菅原君たちと仲良く幸せに過ごしてほしいですね……。 @ネタバレ終了 共通シーンでは前作と繋がるような意味深なものもあり、気になりました! FAではどんなに頑張ってもケチを付けられる奥田君を描いてみました。たぶんK-POP風マッシュの塩顔。

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  • クリムゾンレッドの死神
    クリムゾンレッドの死神
    ギャング!ドラッグ!決闘!!アブナイ要素が沢山出てきても読みやすく、一本の洋画のようにまとめられた恋愛ドラマです。 台詞回しの一つ一つもハリウッドナイズで、時折挟まれるジョークに「アメリカ映画こういうの言う~!!」と思いながら楽しませていただきました。 勿論、洋画あるあるのラブシーンも……!そのシーンが出てきた時私は電車にいたので、人の少ない車両とはいえつい周囲を確認しましたw そこまで長くない話の中で、脇役含め全員のキャラの掘り下げが納得のいくものになっているのも素晴らしかったです。 個人的に殺し屋系統のものは、「このやられたモブにも家族がいたのかもなぁ」と考えてしまいそんなに得意ではないのですが、レオさんはレオさんで葛藤があったことで、その後の歩みも然るべきだと思えました。 乙女向けなトキメキも、漢の熱い闘いも楽しめる、一石二鳥なノベルです!

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  • きみはもうほかの誰かのもの
    きみはもうほかの誰かのもの
    画面構成が非常に綺麗な本作。物語自体も切なくも美しく、短いお話なので一度はプレイしてみてほしい作品です。 「失恋の話」となっている通り、「私」ちゃんが東君と結ばれることは絶対に無いのですが、東君のその後を思うとどうにかならなかったのかと感じてしまいますね……。それでも、その選択が東君にとっては最善で、幸せだったのでしょうね。 バッドエンドは爽やかな雰囲気から一転、色気ムンムンで滾りました! UIも本当に綺麗!特にバックログは縦書きの小説のようになっていて、どちらでも読み返したいと思える作りになっていました。 そしてクレジットで知ったのですが、自作グラフィックではない?!全く違和感無くて気づきませんでした! Picrewがこんな使い方も出来るとすると、普段絵を描かない人でもゲームを作る幅が広がりそうです。勉強になりました。

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  • Re:quiem[Spring is in the air.]
    Re:quiem[Spring is in the air.]
    長編Re:quiemシリーズの三作目にあたる本作。 途中から入るのってどうなのかなーと遠慮していたのですが、タイトルの右下からシリーズの解説が読めたので、そこで大体把握できました。そっくりさんが二人いるのどゆこと?!と思ってましたが、なるほど……。 お話は、学校の七不思議のような噂から始まるサスペンスが前編、ヒロインの小百合ちゃんにまつわる恋模様に決着がつくラブストーリーが後編となっています。 巴ちゃん周りのことはかなりショッキングでワクワクしましたし、全編続きが早く読みたい!と思いながら読めました。 グラフィック担当の方の絵の綺麗で繊細な雰囲気もこの作品に合っていたと思います。 「このキャラにも立ち絵ついてるの~?!」と思うくらいとても豪華。悪漢くん登場時は顔の良さに軽く衝撃でしたw パートボイスですが、ここは聴きたい!という要所をおさえた構成になっていました。うっかり再生途中でクリックしてしまっても、きちんと最後まで聴けるようになっていたのも良かったです。 特に巴ちゃんの声が澄んでいてタイプでした……。 @ネタバレ開始 巴ちゃんの声も見た目も、あの性格も含めて好きなのですが、お父さんのことは巴ちゃんが責任を持って真実を明るみにしてほしかったですね……。警察に公表しないということは、現在の生活を捨てるほど悔いてはないのかなと。 霧江先輩自身はそれで良くても、ご遺族は何故娘が死ななければならなかったのか悩み苦しんでいるでしょうし、アザミちゃんももっと怒っても良かったと思います。 優君のことはツイッターでよく見ていたので大体予想はついていましたが、付き合うパターンもこの時点では付き合わないパターンも途中ではどちらも想像できてどっちかな~?!とソワソワしながら楽しめました。やはり作中でも一番深掘りされていた関係性だと思います。 今作の絵も素敵でしたが、また作者様ご自身の絵でこの物語が見たい気持ちもあるので、再び見られるのを期待しております! @ネタバレ終了

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