はたなかのレビューコレクション
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白詰草と靄またまた引き続き読ませていただきました! @ネタバレ開始 今作で浅葱くんのことをより理解することができました。 茶道体験の、お抹茶を口にした時の碧衣さんの表情で好きになったんですね…!初対面の頃から少し気になる感じだったけど、これが決定打になったんだと思います。 浅葱くんは碧衣さんのことが本当に好きだからこそ元気がないことにも気づいたし、一歩引いたり悩んだりしてしまうのも文章からも伝わりました。 出会ったころから距離は縮んではいるけれども、まだお互い踏み込めない…そんなもどかしさを感じました。 ここからはちょっとした余談です↓ ・タイトルにもなっている白詰草の花言葉のひとつに「私のものになって」がありますが、今の浅葱くんの気持ちに合っているなと思いました! (特に意識されていなかったらすみません) ・前作の感想で書けなかったことなんですが、浅葱くんの「名前を漢字で書いたら葱って文字がちょっと」ということを言っていたシーンは少し笑ってしまいました。 笑顔もそうですが、時々少年っぽさを見せるところも好きです! @ネタバレ終了 読む順番がバラバラになってしまいましたが、素敵な三部作をありがとうございました!
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菊花と雨『睡蓮と色』から引き続き読ませていただきました! @ネタバレ開始 状況が想像できる文章が素敵です。 特に茶道教室の体験に来た時のシーンは香りまで伝わってくる感じで、とても印象的でした。 枝垂れ柳で待ち合わせをしたり、たまたま見つけた茶道教室の体験で出会った青年と仲良くなっていく…まさに非日常での出来事ですね。 しかし、特に浅葱くんはそのまま終わらせたくないと思っていて、その思いが少しずつ二人の関係を深めていくきっかけになったんだなと感じました。 先に最終章を読んでしまっていたので、和傘を買うシーンなど、あっここあの時のお店か…!と答え合わせのような嬉しさもありました。 二人の出会いの話を読めてよかったです。 最後にムードぶち壊しの発言をしますが、茶道教室を休んだ生徒さんナイスゥ!と心の中でガッツポーズをしました。 …大変失礼いたしました!笑 @ネタバレ終了
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睡蓮と色とても綺麗な文章と、しっとりとした雰囲気のBGMが素敵でした。 @ネタバレ開始 完結編の今作から読んでしまいました。 人の言動から語られない部分も想像ができたので、他の方のコメントを見るまで前作があることを失念しておりました。すみません…! お互い想いあっているはずなのにすれ違いが起きそうな、とても危なげな状態の二人でしたが、ゆっくりと少しずつ気持ちを確かめ合うことができてよかったです。 最後の、二人で居る時間を長くするために北海道から新幹線で帰ろうと提案するシーンも好きです。一緒に居たいために少し無理をしてしまうところがほほえましくて…! @ネタバレ終了
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デスゲームおかあさんといっしょデスゲームを主催する人妻…!?と思いながらプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 しかし概要にデスゲームではありませんとあって…? 開始時はちょっと変な人たちと和気藹々?としながら会話が進んでましたが、あの相関図が出た瞬間固まりました。 それからどんどん明かされていく今回の集まりの趣旨…お話に一気に引き込まれました。 我が子の命を奪われたキムラさんの気持ちを考えると、彼女の行動を責めたり、否定することは私にはできません。 加害者も含めて、みんな忘れていくという言葉が重く突き刺さりました。 そしてクリスマスと共に始まるゲーム… クレジットのクッキーがどんどん赤くなっていく… おまけに入る前の画像にも相関図と同じ衝撃をうけました。 最後のクリスマスソングが耳にこびりついております… 考えさせられることの多い、強烈な作品でした。 @ネタバレ終了 プロモカードもありがとうございました!ポメラニアンのキラカードがかわいいです…!
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世界崩壊まであと5分【コメディ】タイトル画面のBGMでいきなり爆笑しました! 可愛い絵とテンポのいいストーリーでとても楽しくプレイさせていただきました。 本編からはじめられる、時間制限の有無を選べるようになっているなど、繰り返しプレイをしやすい親切設計になっているのもよかったです。 遊び方や攻略情報もゲーム内で確認できて助かりました! @ネタバレ開始 詰まったら時間制限なしで遊ぼうと思ったんですが、なんだかんだで制限ありで全エンドを回収でいました。5分って結構色々できますね…! 最初は長話エンドでした。本当に長くて絶望したんですが、最後はヤケになって聞いていたら…助かった…! 助かり方にもバリエーションがあって楽しかったです。個人的にバナナで隕石を回避する方法がお気に入りです。バナナすごい! 都会に行ってアオくんに会いに行くルートも好きです。 杖を持っていたらバトルが始まってめちゃくちゃ笑いました! 恋する乙女たちのパワーは凄まじいですね…! そして時々出てくるハム知識!ハムスターへの愛が溢れてます! ハムスターで動くジェットですが、初見は(先にひまわりの種をあげていたのでえ)動いてくれなかったときは本当に絶望しました笑 隠しエンドはまさかの展開にウルッとしたんですが、ウラちゃん無事でよかった…!!おじさんありがとう! 魔王ちゃんも一瞬ですが出てきてうれしかったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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黒紅色の夕焼け途中からずっと泣きっぱなしでした…! @ネタバレ開始 まだ40代前半で余命宣告を受けて安堵されていて、一体何が…!? と思っていると、お参り中に回想が始まって… 学生時代はもちろん辛いですし、幸せであっただろう時代も余命宣告のくだりので何かがあったことが確定していたので、終始ビクビクしながら読んでおりました…! そして二周目で相手の考えていることがわかりますが、すれ違いだったことが分かって悲しいです。 幸結さんの環境では難しかったとは思うのですが、どこかで話せるきっかけがあれば…と思わずにはいられませんでした。 お母さんも幸結さんも不器用で…! ちゃんと愛されていたことに気付けて、家族とも再会できた中で最期を迎えることができたのがせめてもの救いでしょうか。 安らかに眠りたいという願いは届いてますが… できればもっと幸せな時間を過ごして欲しかったです。 あとがきも読みました!メッセージウィンドウが鎖になっていると書かれていて、本当だ!と見直しました。 @ネタバレ終了 ゲームとは話題が逸れますが、フェスでは大変お世話になりました! @ネタバレ開始 猫の位置を教えてくださって本当にありがとうございました! あの時点で4、5時間は猫探しをしていた(しかも見当違いなところを見ていた)ので、あのままだと一生見つかってなかったと思います笑 @ネタバレ終了 素敵な作品と、プロモカードもありがとうございました!
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蝋燭の照らす先はフェスがきっかけでプレイさせていただきました。 テーマも探すべくいざ! @ネタバレ開始 初回がトゥルーエンドでした! なんか怪しいしアイゼンがやろう→両方こんなのにかかるとまずいからアイゼンがやろう→アイゼンはもうダメだ…せめてガーベラだけでも生きて帰ってくれ…の気持ちで全部アイゼンにやってもらいました。 結果無事に帰ってきてよかったです。 作品のテーマですが『自己犠牲』ではないでしょうか? 私の場合はパーティの生存率を上げるための行為だったので、あんまり綺麗な自己犠牲ではなかったような…いやでもそれが自己犠牲なのか…わからなくなってきました笑 他の選択肢だとえらいことになってしまっているので、私はトゥルーが正しいエンドだと思います!! (ハッピーエンド好きの戯言なのであまり気にしないでください) プレイするだけではなく、テーマを探すのも楽しかったです!ありがとうございました。 @ネタバレ終了
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変身術師ふぉむブイログ作者様の作品でAIを使われているものは『Brain-sharing Bot』がありましたが、あちらとはまた全然違う雰囲気の作品で面白かったです! @ネタバレ開始 変身術師…!? ブイログなだけあってステージセレクト画面がYouTubeのサムネ風ですが、「知らなきゃ損」「超有料級」などの胡散臭いキャッチコピーがついてて笑いました。 最初にふぉむを呼ばなかったら変なお兄さん(ボムヘニキ)が出てきた! ダンジョンでの解説も、動画で実況しているみたいな喋り方で笑いました。 手元の物を武器に変えて戦うのはかっこよかったです! 変身術師って自分以外も変えられるんですね。 @ネタバレ終了
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INNOCENTかわいらしい絵柄に惹かれてプレイしました。 @ネタバレ開始 最初のお父さんの発言で□□はロボットかなと思ったのですが、ゲーム内では最後まで正体がわからない構成になっているのがよかったです。 アルバムの写真で月日の流れを表現しているのも好きでした! 〇〇ちゃんが成長していくにつれて良くも悪くも小さい頃と変わっていくのは当然で、処分するのも仕方ないとは思います。 が、読者としては都合を度外視してずっと一緒にいてくれー!と思わずにはいられませんでした笑 □□が直せていたらもう少し違っただろうかとも思いました。 (年数の経った機械類を一般人が修理に出すのは、かなりハードルが高いんですよね…) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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感情の断片モノクロのドット絵と、しっとりとした雰囲気が素敵でした! @ネタバレ開始 主人公の感情と散らかっている部屋がリンクしていて、どちらも片付けることができない… 創作をしたことがある方は特に共感できてしまうと思います。 なんとか折り合いをつけられるようになって欲しいと思いますが、難しいでしょうか… @ネタバレ終了