さむいそらのレビューコレクション
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大晦日の夜~ある年の瀬の話~ウツロシリーズの番外編!今度はどんな怪異に出逢ってしまうのかと恐る恐る読んでいましたが、最後は心温まる優しいお話でした。あと冬でも半袖なウツロくん……通常運転で安心しました。 こちらはすでに新年を迎えましたが、ウツロくんたちもみんな無事に年を越せていたらいいなあと思います。 素敵な作品をありがとうございました! -
地下監獄ESCAPE監獄から脱出するゲームときいてわくわくしながらプレイしました。 ビビッドなピンクと黒のデザインがとってもおしゃれでかっこかわいい! 傍目にはみんな「看守」と「囚人」としか形容しがたい姿をしているのでしょうが、ノアさんはその人たちの内面を見て、触れて、脱獄に利用しようとするのですから……それがまた格好良さに拍車をかけています。 @ネタバレ開始 全てのエンドにたどりつくことができました!脱出したらめでたし……ではなくて、その後のストーリーにも違いが生まれてくるのには「おおー!」となりました。 看守長さんに死ぬまで何かされてしまうのもそれはそれで気になります。ノアさんは好みじゃないとおっしゃっていましたが、きっと美人さんなんだろうなあ……! ショートケーキ派とチーズケーキ派の溝が思ったよりも深そうだったのは、唯一見誤ってしまった点です。ケーキが好きというだけで仲良くなれるわけではなかった……。 @ネタバレ終了 個人的な見解ではありますが、好きな要素がたくさん詰まっていて魅力的な作品でした。とても楽しかったです、ありがとうございました! -
泣けない兎2前作から続けてプレイさせていただきました。 ふたりの過去に焦点を当てて描かれており、説明文などにもある通り残酷な描写が多かった印象です。 白夜くん、どんな風にしゃべるのかな〜と楽しみにしておりましたが、めちゃくちゃしっかりしていて真面目な子!かわいい! @ネタバレ開始 ルート分岐が結構多いのでセーブ箇所に気をつかいましたが、無事に全エンディングをコンプできました。タイトルの意味がわかった途端、思わずこちらが涙してしまいました……。 ふたりとも頑張りすぎるところがあったり、誰にも相談できなかったり……一緒に暮らした時間はほんのわずかでも、きょうだいだからか似ているなあと思います。 シーラ様に叱られることが多かったですが、笛さんも悩み苦しみながら生きてきたんだと考えると、ぎゅっと抱きしめてあげたくなりますね……。 ハッピーエンドはすごく鳥肌がたちました。白夜くんにとっては、笛さんに自分の秘密を知られないことが幸せだったんですね。 ふたりの幸せが叶うことはなかったけれど、それでもどうか優しい世界が訪れるよう願わずにはいられません。 @ネタバレ終了 とても心に残るお話でした。素敵な作品をありがとうございました! -
泣けない兎短編集を読んでからこちらをプレイさせていただきました。 世界観に合ったデザインが美しく、いつまでも眺めていたくなるくらいです。 @ネタバレ開始 プレイしている間ずっと「うさぎは……うさぎはどこだ……!?」と探し続けていました。どうやらいきもののうさぎのことを指しているわけではないらしい……? 何も知らずにプレイすると主人公に感情移入しっぱなしだったかもしれませんが、個人的にシーラ様たちのその後のお話として楽しんでいました。セージさん、以前よりちょっと素直になってません?かわいい。 みんなそれぞれの傷はまだ癒えずにいるけれど、それでも心のどこかで人間のことを信じたかったのかなあと思います。 @ネタバレ終了 現実と非現実の混ざり具合が心地良かったです。素敵な作品をありがとうございました! -
最後の手紙 ~天利探偵助手の事件簿~謎解きが好きなので気になってプレイしました。天利さんが大変優秀な助手さんなので安心して進められました! その場でわからないことがあったりつまずいたりしても、すぐに確認できるようなシステムになっていて、誰でも気軽に遊べるゲームという印象です。 @ネタバレ開始 最初、手紙とペンの名前の文字を照らし合わせているときに、桜子さんからのお手紙も一枚一枚時間をかけて確認していました。季節の柄が違っていたりしないかなとか、不自然な部分はないかなとか…。 そのこともあってか、3年後になって届いた手紙の謎が解けたときに、すごく切ない気持ちになりました。 探偵という職業に憧れもありますが、全ての真実を暴いて背負っていくというのは言葉以上に難しいのでしょうね…。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。 -
サイレンとドット絵の色づかいが印象的でした。短いながらもひとつひとつの言葉に力強さがあって、何度もかみしめるように読み返していました。 @ネタバレ開始 かなり時間がかかってしまったのですが、なんとかトゥルーエンドにたどり着くことができ喜びもひとしおです。 主人公は言葉も文字もわからないので、メニューもアイコンだけで表現されているのかなとか、ノイズも主人公にはすべての声がこんな風にきこえているのかなとか…。言葉の大切さが身に染みてわかったような気がしています。 最後まで読んで、感動で胸がいっぱいになりました。バッジの意味はそういうことだったのかー…!!! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。 -
ごめん、待った?(背後から爆発音)タイトルを見て(デートにしては随分と物騒な待ち合わせだな……)とプレイしてみたら物騒どころではありませんでした(デートでもなかった)。 疾走感あふれるボケとツッコミは読んでいて面白かったです。 思えばアカウント名の「生きてます」の安心感が半端ない……本当に彼が生きていて良かった。これでこの世界の未来も安泰ですね! 楽しませていただきました。ありがとうございました。 -
STKから逃げられない思わずびくっとしてしまう演出の数々。短いながらもリアリティのある恐怖を堪能出来ました。 @ネタバレ開始 とあるルートでの彼女さん、嫌そうにしながらも主人公の言うことを聞いて行動していて、感情の伝え方がわからないだけでちゃんと好きだったんだなあなんて思いました。 ホラーゲームにこういうルートがあると思ってなかったので驚きです。お幸せに! @ネタバレ終了 楽しませていただきました。ありがとうございました。 -
忍者爆発 -
Eat-Tsuke!油断していたので演出にビビりました。怖くて仕方がないはずなのに、画面から目を背けることはできずに最後まで読み進めていました。 @ネタバレ開始 淡々と過去の出来事を語りかけられているようで、言葉の端々から後悔の念を強く感じられます。あの時ああしなければよかった。けれど時間は巻き戻せない。だから、誰かに助けて欲しい。 もう一度読み返したくてもページは存在しない。もっと一字一句刻み込むくらいきちんと読んでおけばよかった……! 反則かもしれませんが、別ブラウザ別端末を駆使して何度でも読みたいくらい惹き付けられる魅力がありました。 (もしかしてそんなことしなくても読み返せるのでしょうか?) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
