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あの空の果ての果て

評価 3
───それは特別な記憶。俺はあの日、初めて未来に光を見たのだ───


幼い頃はいつも諦めてばかりだった。
俺は、未来のことを考えたことがなかったのだ。
いつもの場所で、いつもの人たちと、理不尽に耐えながらただ生きていく。
そんな毎日が、永遠に続くものだと思っていた。


「空の果てには、何があるのだろう?」
幼い頃、一度だけ父にそう尋ねたことがある。
俺が幼少期に暮らした町は雨がよく降る荒れたところであったが、 一度だけ、綺麗な空を見せたことがあった。

隔離された町、ヴァルツヘイムは俺の故郷だ。
首都から南に離れた場所に位置する、灰色と鉄の匂いのする工業地帯。
そして、”不要”の烙印を押された者たちが、収容される場所でもあった。

ヴァルツヘイムでの生活が、どんなに辛く、苦しくても、それが俺たちの運命だから。
仕方のないことなのだと、諦めてばかりだった。
この町に住む人々の、命の価値は安い。
我々を切り捨てた国からすれば、生きていたって死んでいたって同じ存在なのだ。

未来の自分がどうありたいかなど、思考を巡らせるだけ無駄だと思っていた。
……だが、まさかあの日、俺の人生を一変させる出来事が起ころうとは。

幼い俺は圧倒された。
圧倒されて、目の前の光景に釘付けになったんだ。


これは、"灰色"と”家族”と、”空”の記憶。
7年前、故郷『ヴァルツヘイム』で暮らしていた頃の話だ。

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本作品は、サイト「ボクとボクらの大冒険記」に登場するフライト・ランドというキャラクターが故郷で暮らしていた頃の話となっております。(特に予備知識がなくても楽しんでいただけるように作っていますので、ご安心下さい。)
プレイヤーの方が何かを考えるきっかけになったり、少しでも楽しい時間を過ごしてもらえれば幸いです。

■ジャンル:未来に羽ばたくアドベンチャー
■プレイ時間:1時間
■エンディング数:1
■CG枚数:14

■作品特設ページはコチラ!
http://b-akita.com/g/g20180727.html

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