作品「狐の格子」のレビュー
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菊島姉子
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狐の格子
評価
7
◆ゲーム紹介
――――名前は、在りとあらゆる意味で重要なんだよ。
と、お爺さんは言った。
お爺さんと言っても、ぼくのお爺さんでは無い。近所の知り合いの、お爺さんだ。
神社に住み込みで働いていると言っていたけれど、本当かな。
……この人は、ぼくが見掛ける度に、笑っている。
爽やかな笑顔ならまだしも、三日月みたいな形の口で笑うものだから、
学校の図書室で見た妖怪みたいだった。
……そんな奇妙な老人と、ある少年の邂逅ノベル
◆葦島シリーズ第５弾です。
一応これ単体で完結していますがシリーズ第２弾「狐の窓」をプレイしておくと、より楽しめます。
■ゲーム概要
【ジャンル】短編サスペンスジュブナイルノベル
【プレイ時間】約10分
【エンド数】１種類
【制作ツール】ティラノスクリプト
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