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ケン・九星のレビューコレクション

  • 梅見月会長の華麗なる一日
    梅見月会長の華麗なる一日
    押忍! いつも陰ながら会長をお慕いしております、中年男子生徒であります! このたびは好きなだけ会長を眺められるゲームができたとの事で、着るものも着ず馳せ参じた次第であります! 開始早々、会長の素敵ボイスに思わずパンツを下ろしかけましたが、なんと主役は子猫ちゃんでありましたか! こら猫ぉ!? 会長を下僕だと!? なんて羨ま……いえ! いやら……あわわ、可愛らしい猫ちゃんであります! もう猫ちゃんを抱いた会長ごと、この髭面で頬ずりしたくなりました! @ネタバレ開始 突然素で失礼します。 とにかく動く、喋る、おまけ豊富と、ここまでリッチな短編はなかなか無いのでは!? クリックのアニメまで実装されていて、飽きさせない工夫がさすが大ベテランだと恐れ入りました。 行き先をニャンコの手で決めたり、会話中も会長の顔がフキダシで出る演出も、『主役は子猫』のコンセプトが現されていて感服です。 会長エンドのフラグは、“名簿図鑑を埋める”であっていますか?? Xでもお伝えしたのですが、私はてっきり他の飼い主候補のニャンコに対する好感度を下げることがフラグだと勘違いしていて、それはそれはキレやすいニャンコになっていました……。 特に桜夢くんに飼われる回数が一番多かったものですから、最後には「どうすれば桜夢くんを引っかくことができる??」などと物騒なことを考えていました(鳥飼さんすみません) 星3つめ! 会長! 半裸ぁっ!? しかもR18が秒読みな展開……だ、誰かティッシュを……鼻血が……。 イケメンで人望があって、性格もピカイチと本編では王子キャラの権化のような会長なのに、X上では日々舞い込む怪文章相手に苦悩するお姿がまた魅力的です(笑) でもMVの最後に言ってた、スネちゃった会長も見てみたい!! 短編にも関わらず、巨匠の貫禄を余すとこなく堪能させていただきました! 素敵な作品をどうもありがとうございます!! @ネタバレ終了 ところで会長、先ほどからお顔の色がすぐれませんが、具合でも悪いのですか? 保健室でしたら自分が添い寝……もとい付き添いさせていただきます! お、お待ちください会長? ええい、蝶の女子ども邪魔をするな! 自分はこの操を会長に捧げるのだぁ!! 会長ぉぉぉぉっ!! (如月様、並びにファンの皆様、夢高関係者の皆様、お目汚し大変失礼しましたm(_ _)m)

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  • ときめきスパッツァー
    ときめきスパッツァー
    バカゲーと聞いて飛んできました! ガッツリ読みたい人間なので、ルート選択などの重要な選択肢にはきちんと注釈付きなのが嬉しかったです! ストーリーも起承転結がしっかりした骨太なシナリオで、バカとう●こも満遍なく散りばめられていて大満足です(笑) @ネタバレ開始 すみません、バカゲーにはそれなりに慣れているつもりだったのですが、キャッチーなタイトル画面からフェイントで現れる“ヤツ”に完全にやられました……。 君、君だよ君! 不審者呼ばわりされてる自覚があるなら、とりあえずその服装をなんとかしろ! 腹筋見せつけるな! いや、そもそもこやつを“不審者”なんて生易しい言葉で許してくれる、この世界は優しすぎる!! みんとルート > くるみルート > ペスカルートの順で遊ばせてもらいました。 みんとちゃん首ぃっ!? 未だかつて、ここまで衝撃的な立ち絵があっただろうか!! トイレ……いやレイト博士、首とれ『日常茶飯事』って!? そこはしっかり作ってください!! 秀才っぽく若干マッドが入ってるメルタくんもいいキャラで、悪役のはずなのに最後のプランSが佐々木さんか佐藤さんかで詰め寄られてキレるシーンは同情しました(笑) それもつかの間、フリー素材バンザイ! って! 清々しいほど開き直ったな!? でもまあ、真エンドではそれなりに男気も見せてくれたので、バッドエンドでみんとちゃんにブルマを履かせた件については見逃してあげます。メルタの……お主も悪よのう。 ゲームセンターのシーンがしっかりした伏線になっていて、それでいて「伏線です!」というわざとらしい感じがないのが見事だなぁ思いました。 くるみルートが、一番バカが多くないですか!? ハッ●ーターン一つでそこまでネタになるとは……!! 昼下がりのちくわ人妻ごっこって、何しとんねん!?(笑) でもお母さんの登場で、“ちくわ”でいかがわしい想像をした私はまだまともだと気づきました……。少女、少女よ! それホントにお母さん? 練り物ではなくて?? みんとルートで伏線の妙技に気づいたので、くるみちゃんが度々何気ない日常に感謝するところから、「……もしかしてくるみちゃん、まだ体調悪くて余命宣告でも受けてるのか?」と思ってしまったのですが、そうですか……コテツくんが心配だったのですね。 超絶私事で恐縮ですが、犬については11年前から永遠にペットロスなものですから、最後の天国(虹の橋?)でコテツくんがエールを送るシーンでマジで号泣しました。 動物園のゴリラくんもそうですが、全体的に動物への愛情を感じる心の温まるルートでした。 ペスカルートは……ボクッス娘?! ブッ!(鼻血) くるみルートから続けてだったので、それまでの胡座から(精神的に)正座になっていて、ペスカちゃんの不安を昨今の外国人排斥の問題に置き換えて考えて、深いテーマだ……と唸ってしまいました。 他の二つの話よりもバカ要素が少ないかな? と思ってた矢先の、モブモブコンビ! お、おまえら……2秒で描かれたような顔のくせに、バトル相手としては今作最強では?! 乳輪水鉄砲って?! 想像させないでください!(笑) バッドエンドのラクスお姉様が……怖い、鼻息荒くて怖いっ!! あと歌詞が前衛的過ぎるミカンZIRU卍は、是非作曲してもらいたい……!! 長々とすみません(汗) とにかく全編通して、最後まで楽しく遊ばせてもらいました!! @ネタバレ終了 まさにスパッツから始まる、素敵な恋の物語。 すごく笑って時には泣ける、遊びごたえのあるゲームでした! どうもありがとうございます! 続いて『突スパ』の方も遊ばせてもらいま〜す!

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  • 自称お助けキャラの末路
    自称お助けキャラの末路
    可愛い絵柄とセンス抜群なネーミングに惹かれてプレイしました。 とにかく、すべてがハイセンスで調和されています! 曲も背景も、「え? これこのために作られたものですよね?!」と感じました。素材使ってる感がゼロ!  キャラクターがウィンドウで表示されるシステムですが、これがもう縦横無尽で、目パチの立ち絵よりも生き生きしています。 次々と漫画のようにスチルが展開していくのも躍動感があって、もう終始飽きさせません。見ているだけでも楽しいです。 ストーリーは分岐ありですが、救済措置のおかげでいたずらに繰り返しプレイすることもありませんでした。 チュートリアルもあってくれて、ゲームシステムに戸惑いなく入り込めます。システム周りも圧倒的に充実していて、痒いと思う前に手が届いている鬼仕様です。 @ネタバレ開始 先ず、最初の名前入力で「ん?」となりました。 すみません、始めはコミカルな作品だと勘違いしていたので、「これは……バカへの伏線か? MOTHER2的な(古い!)仕込みだったら惚れるな〜」と思っていました。 結果、惚れました!! ロコミ先輩に呼んでもらったぞー! ちょっと背筋がゾッとしたけど(笑) キャラの中ではナツミちゃんがダントツで好きです! 傍にいたら百パー利用されてポイ捨てされそうだけど、もし一瞬でもデレの部分が見られるなら喜んで捨て駒になりましょう! 多分、「ばーか」の一言で線路に突き飛ばされて終わるとは思いますが(笑) 設定資料を見るまで、マドカちゃんの名前の由来はまったく気づきませんでした……これはハイセンス過ぎる!! 他にも何人か名前の由来が分からないキャラがいて、アマネ君でようやく“逆さ読み”があると気づき「それだぁ!」と考察を始めたものの……。「六宮憂流……お! 逆さにするとリュウウグウ、竜宮……ロック??」とか、「ミズは……済み? でもタティッターニは?? 煮立て……いや違うぞ、こういうものさんインテリだから、きっとイタリア語か何かかぁ??」などと、徒労を繰り返していました。そうかぁ立板に水かぁ……(遠い目) ともすれば荒唐無稽なファンタジーになってしまいそうな世界観なのに、登場人物全員がその置かれた立場の中でリアルな人間としての葛藤を持っていて、下手な現実以上に説得力を感じました。 天使や悪魔についても、会話のなかで絶妙にアウトラインを出してくるので、全貌は分からないでいて分かった気分で読み進めることができました。 キャラの書き分けも半端ないですよね……。 ぴえんな円ちゃんとポエミーな六宮君、「人生ってのは他人からすると手軽な消費コンテンツなんだよ」とかブラックな真理を言い放つロコミ先輩が、こういうものさん一人の頭の中に共存してることがもう理解できません……!! ゲンキ君のお父さんの気持ちまで書ききる人間描写の深さは、もはやシャーウッド・アンダスンの世界ですね(だから古いって!) おまけのブライ君話……みんなでアイスを食べているスチルが本編のダークさに比べてまぶし過ぎて明る過ぎて、スチル一枚でキャラの動機に共感できるという初めての体験をしました。そりゃあこの時間を取り戻すためなら、悪魔に魂だって売るわな……。 セーブ・ロードや設定画面にさりげなくロコミ先輩のアドバイス? が出ていたり、何より「店」システムが素晴らしいです。 すみません、かく言う私も真エンドはロコミ先輩に解放してもらいました。 各ルート・サブストーリーをどこからでも閲覧できる機能も、おまけストーリーやプロフィールを見たあとのリプレイ時に重宝しました。 過去色々ノベルゲームをプレイしてきましたが、ビジュアルとシステムの作り込みがここまで高次元で整っている作品は見たことがありません。 凄い! ホスピタリティも神! と感激したのち「あれ、でもこのダークな世界を書いてる人とシステム設計したの同じ人なんだよな??」とパニクり、未だに?を浮かべています。 すみません、もう一つ一つ書いていくとキリがないくらい衝撃の連続だったので、長ったらしく散漫な感想になってしまいました。 総じて、こういうものさんの才能が一番怖かったです!!! @ネタバレ終了 タイトル画面のゲンキ君の涙の訳が分かった時は、本当に心地よかったです。 コンプして真っ先に浮かんだ感想は、「もっと観ていたい!」でした。 完全に“こういうものワールド”の虜です! スターシステムということなので、他の世界線でのみんなにまた会えるのが今から楽しみです。 素晴らしい作品をどうもありがとうございました!!

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  • 大切なモノは君がくれた
    大切なモノは君がくれた
    絵柄に惹かれて期待値バリバリでプレイしましたが、予想のはるか上を行く良作でした! キャラは可愛いし塗りは綺麗だし、見てるだけで楽しいです。主人公は話をグイグイ引っ張っていくタイプですが、地の文もあるので一度も感情が迷子にならず、常に共感し続けることができました。 来て欲しい時に必ず来てくれるスチルや、全体のテンポや演出にベテラン臭を感じたのですが……え? これが初作品なのですか? しかも七年前?? それはちょっと……凄くないですか!?(遠い目) 一制作者として極個人的な感想としては、優れたシナリオさえあれば作りこんだシステムや凝った演出は別にいらないんだなーと、軽くショックを受けました。 @ネタバレ開始 まず御手洗くんの破壊力が強すぎて、前後しばらくを忘却しました(笑)。この世界の中で濃すぎる……君だけ別の惑星の住人みたいだぞ!! あ、だから逆にモテるのか?! 海影くんは、天然記念物を通り越してオーパーツです。現代に存在してはいけないものです。よく高校まで無事にいられたなあと思いましたが、きっと雪見ちゃんが鉄壁のディフェンスを敷いていたのかな。フルメイク後の雪見ちゃんも見たかった……! 呪術部って!? 主な活動は呪い?! この学校エコエコアザラクが認可されとるぞ!? 恐らく当初は認めらなかったものが、反対派の先生が一人また一人と呪われていき……うう、リアルに怖い。 「料理、殺人鬼になれるくらい下手じゃん」の台詞でゲーム一時停止で笑い転げました。海影ルームのモザイク処理とか、突如ドアップで登場する姫樹ちゃんとか、ギャグセンもキレッキレですね! 是非、こういったハイセンスギャグオンリーのバカゲーも見てみたいです! そんな笑いを織り交ぜつつの緩急が本当に見事で、雪見の嫉妬から姫樹の提案で告白を後押しの流れで一気にシリアスになって、翌日、結果を聞きたいのを抑えつつ……ここからお弁当にかけた手を止めるという描写に、本当に痺れました。お弁当を落としてしまうまでの、剃刀の刃を指で撫でているような、クリックを躊躇するような緊張感は、本当にゾクゾクものです。 そして緊張の糸が切れたあとの、「明日ちゃんと「友達」、に戻るから」の台詞でもう……泣きました。たった一言に、どれだけ海影の事が好きかが凝縮されていて、それでいて諦めようとする円の心境に泣きました。 そこから一気にハッピーエンド! もう悲しくて泣いてるのか嬉しくて泣いてるのか、分からなくなりましたよ!? 良かった……もうその一言です……。 余韻に浸ってる間に流れてきた、エンディングの歌うまっ!! あれ? Xでご自分で歌ったってポストしてた気がしたけど……なーんだ勘違いかあと思ってたらええぇぇ?? シナリオ書けて立ち絵描けてスチル描けて歌も歌えるって、なんなんですかアナタッ!?(失礼) 十分楽しかったので本当に欲を言えばですが、クリア後の後日談が見てみたかったです。でもまあ、そこを想像するのも一つの楽しみ……円と御影は不器用だけどラブラブになって、姫樹はそんな二人をからかいつつもリードしてあげて、急にモテ気がきた雪見さんは御手洗くんにまで言い寄られて大迷惑……みたいな想像を膨らませるのも、醍醐味ですものね。 だいぶ躊躇されたようですが、公開していただきありがとうございました! 素敵な作品に出会うことができました!! @ネタバレ終了 お話も短すぎず長すぎず、選択肢もないのでドラマ鑑賞気分で腰を据えて読みたい人にお薦めです。 久々の乙女ゲー、存分に堪能させていただきました。どうもありがとうございます!!

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