ものやしのぶれどのレビューコレクション
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怪異判定アドベンチャー「奇天烈相談ダイヤル」気になってやってみました! 妖怪とか都市伝説とか好きなのでもうほんっっっっっっっとに楽しかったです! 依頼人の話を聞いて、正誤確認して、判定するだけ。シンプルであるのに難しい。難しすぎでは!?と思いましたが、何回かやっていると慣れてくる難易度調整も絶妙で素晴らしかったです。ゲームをしていると自ずと都市伝説に詳しくなれるのも良かったです。これでかなり知ることができました。 @ネタバレ開始 いつもと違う3人の依頼人からの電話にとても高揚してしまいました...!キャラクターの性格や過去が会話内容によって表され、でも全てはわからない感覚が、実際の人と喋っているようでした。 エンディングも怪異にまつわるものになっていて大興奮しました!依頼人の名前らしき名前が出ていて背筋が凍りましたが..... エンドのなかでも、自分が依頼人となるエンドが一番好きです。判定された後に来た人の正体に心が熱くなりました。 @ネタバレ終了 Switchにも登場したということなので、買おうと思います! 間違いなく最高のゲームです!本当にありがとうございました! -
ホムセン・オブ・ザ・デッド ~ゾンビパニックは恋とともに~素敵な作品をありがとうございました。 気になってプレイしたのですが、癖に刺さってしまいました.. 様々な属性の登場人物みんなキャラが立っており、あーこの人はこういう人か。がわかりやすく、キャラたちがおりなす掛け合いも楽しかったです! 全ルート攻略しましたが、どのエンドもドキドキするもので、キャラたちの言葉や挙動にいちいちうわぁ、うわ、えええ!となってしまいました。程よい難易度で良かったです。周回しやすい長さなのも良かったです! ほんとに刺さってしまったのでここからマジで長くなります。 @ネタバレ開始 ハーレムエンド?A,Bに最初にたどり着いてしまったので、あまりの不穏さに慄いてしまいました..Aは明らかに不穏!絶望!しかしそれは誰のせいでもないという重苦しさに、目を背けようとするもの、状況を正当化しようとするもの、憔悴していまうもの..そして主人公はそんな人々の唯一となってしまった..闇のハーレムでびびってしまいました。(アントニオがパプリカみたいなこと言い出して笑いました。思い込み激しいタイプなのでしょうか..ミシェルだけ地図をめくっていて、もしかして妻子や生徒の安否を心配しているのかと思ったり) Bはなんというか、ディストピアの中のユートピアのような雰囲気でした。主人公はみんなで脱出するために頑張ってたけれど、外がこうなっちゃったのならもういつ崩壊するかわからない幸せを甘受しよう..という、諦めを感じるエンドでした。筋肉キャラからの提案があまりにも物騒で笑いました。そしてやはりミシェルは外の惨劇に絶望している.. 熱が冷めないのでキャラを語りたいと思います パトリック いいキャラー!!子供っぽくて、一番わがままであるのに、彼は彼なりに 周りのためを思って行動していたんだということが二日目四日目にわかり、うわああああああ私こういうキャラ好きなのよ!!!となりました。好きです。自分に自信があるからか過信しているからなのか、自分が正しいと思っているせいで、苦心してそうでいいなと思いました。(違ったらごめんなさい) スイートエンドで自信ありありな態度からのガン担ぎ暴露でギャップでドキドキしましたし、ビターでストレスに耐えきれず体調くずすのだよね!そうだよね!!ってなりました。プライド高くてもメンタルそんな強くないんだろうなぁ.. そしてデッドエンドがないのも、この人、人を殺せなそうだなぁ。(彼女さん死んでるし、案外優しいので誰かが欲しいからと誰かを手にかけることができなさそう)と思ってたのでなんか嬉しかったです。 アントニオ 典型的なナードだなあというのが第一印象でした。情緒が不安定そうで、言い方が悪いのですが「陰」を体現した人だなぁと思いました。なので初めはよそよそしかったのに主人公との対話を通じてだんだん距離が近づいていくのがいい!!最高!!!でした。 スイートとビター・デッドで全然印象が違く、全編の中で一番怖かった人かもしれません。(ハーレムエンドでも神に選ばれたとしてこの状況を正当化しようとしてましたし)自信がない故の不安定さを味わいました。スイートではあー荷物こぼしてるー主人公とのデートにいっぱいいっぱいでそこまで注意まわらなかったのかと思っていたら急に美人が出てきて!?!?!?!?となってしまいました。普段とは全く違うビジュアル系バンドみたいな姿に見惚れてしまいました。髪の毛の色濃くなってて細かいです。でも中身は変わらず自信のないアントニオで、ああこの日のために準備してくれたんだなぁと嬉しくなりました。ビターはここまでメンヘラ適性のあったキャラだったかと、驚かずにはいられませんでした。まず全員死んでてえっなんで状態なのに、そこに銃を持った彼が来たかと思うといつもとはだいぶ違う、病んだ雰囲気で..怖かったです。自分に自信がないから恐怖を与えないと自分のものにならないと思ってしまっているんだというやるせなさもありました。あとホムセン脱出後の後日譚も怖い。エンジニアの技術使って特定してこないでほしいしホムセンのストレスで精神に異常きたしてしまっているのがわかってしまった。怖い。 ウィリアム もしかしたら私たちが知らないだけで一番不安定だったのかもしれない。彼の本当の職業を聞いて真っ先に思い浮かんだのがPTSDでした。彼の無口も職業のせいでしょうか。性格のせいとしても多少は影響しているかも。PTSDだと思われる描写がかなりされてあり、辛かったです。ストレスによる悪夢、とてもキツかっただろうなぁ..ですがこのホムセンでは多分一番頼りになった人でしょう。四日目、まさかの勘違いカミングアウト面白かったです。 二日目についていくのを黙って許容していて、根は優しいんだろうなと感じさせ、近寄りがたいけど安心して背中を預けることができるキャラだなと思いました。必要だと思ったことはたとえ気に食わない人でも同意できる人なんだなぁ。 スイートエンドでは2人でキャンプ!彼の態度が六日目のイベントで自分の弱さを受け入れてもらえたおかげか穏やかで、ホムセンの日常が終わったことをより強調されるようでした。ですが前と今の日常のギャップにより、この幸せに対して疑いもあり、でも主人公がそんなことないよと安心させるように、ぬくもりを与えるように手を握る..木漏れ日のような優しい暖かさを感じるエンドで、ようやく訪れた彼の安寧が続くように祈りたいなと感じさせました。 ビターエンドが他と違う!!前日の様子から察するにストレスとPTSDによる暴走か..自分の頭を貫こうとするウィリアムさんに心が痛みました。そして彼が罪悪感を感じないようにするためか進んで死体の処理をしようとする主人公..相手のためと思っていてもあまりにも仄暗すぎます。ホムセン脱出後も彼の部屋のふせんから彼がまだかつての経験に囚われていることが察せられてしまって....彼の感じているであろう信じたいのに信じられない苦しさを感じました。一番悲しいエンドでした。 コーラ かわいい。自分の欲求や感情にとても素直な子だなという印象です。わかりやすい。えー恋多き子やんかわいいなぁと思ってたらあまりの元カノ元カレの多さに絶句しましたし、フットワークの軽さに驚愕しました。でも彼はどの人とも誠実に恋してるんだろうなぁ。お礼や感謝に対してつよいこだわり?があるなぁと思っていたら.. スウィートエンドは百戦錬磨の彼が主人公にグイグイくる構図が、コーラを支えていたホムセンでの2人の関係とは違く、新鮮でときめきました。さらっとカップル用フロート頼んでんじゃん!!手慣れてるよ!わー!!と情緒が掻き乱されました。でもあまり普段と変わらない雰囲気で楽しむんだなぁとも思いました。 ビターエンド...親切が当たり前になってしまうことにまさかこんなに憤りを覚えていたなんて思ってもいなく、そんな理由で?と思ってしまいました。全員を殺したのに普段と変わらない態度で主人公に関わるコーラの底知れないこわさ...殺されて当たり前という考えが、少々常軌を逸していて、わかりやすいと思ってた子の変貌に慄きました。 しかもホムセン脱出後が、スウィートエンドと変わらない雰囲気で、彼が何を考えているのか、なぜこんなにも「普通」なのかがわからない気持ち悪さ、主人公との気持ちの乖離がより強調されて、インパクトが非常に強かったです。あまりエンドイラストも変わらない気もする.. ミシェル 私はおじさんが好きなのですが、まさかいると思わなくて思わずガッツポーズしました。最初に攻略した思い出深いキャラです。一番好きです。妻子や生徒を大切に思っているし、心配している優しさ..「ここが一番安全だったりして」と主人公が言った時、彼は何をおもいうかべたのでしょうか..自分が一番役に立たないことを一番自覚しているのも好きです。ちょっと自己肯定感低いのでしょうか。離婚して親権妻になったから?それともただ自覚しているだけでしょうか。比較的穏やかで、おじさん特有の頑固さや優しさのある人だなと思いました。照れ顔が可愛い。色っぽい話をしようとすると「同世代の人にいうものだ」「年長者をからかうな」とかいってうろたえるのいい...本気にされてないんだなぁ...でも六日目の生徒と同じような若者主人公からのアタックにタジタジになってしまう先生..でも照れ隠しかあくまで年上として振る舞う先生..好きです.. スウィートエンドでは帰りたがっていた日常に帰った先生ですが、その愛しき日常の一部に自分が入っているなんとも言えない幸福感が...最高です...やはりホムセンでは見ることができなかった不安のない穏やかな顔は見ているこっちが嬉しくなります。「今はそれで十分だ」って....!少なくともそれが今の先生の幸福って捉えていいんですよね...!?予定決めていいか確かめる時の顔にいつもニヤニヤしてしまいます。特別ではあるけれど、日常に限りなく近い存在に互いになっている。そんな当たり前の幸せを噛み締めるような素敵なエンディングだと思いました。 ビターの先生が..先生が....極度のストレス状態にいたせいで、ホムセンの日々がトラウマになってしまっていて、心が苦しくなりました。そして甘えられる存在である主人公に甘え続けていることに負目を感じてしまっている...時間が経ってもいまだに残り続ける大切なものを失うかも知れない恐怖。その大切なものの中に主人公が入っていることに、辛いけれど特別感を感じました。先生の日常には、もう主人公しか救いがない。悲しい依存関係に胸がきゅっとしました。幸在らんことを。 @ネタバレ終了 プレイしたのが五日前なのですが、私はまだホムセンに囚われ続けています。 もう、本当に、ありがとうございました。
