応援する猫のレビューコレクション
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NOAとあるサイトで紹介されておりプレイさせて頂きました。 余韻と余白を残す語り口と、リズミカルに哀愁を鳴らす音楽がとても印象深く、思わず2週3週とプレイしてしまいました。 ストーリー構成や視点の切り取り方があまりに秀逸で、 このゲームから自分が感じたものも、少し角度を変えれば全く別物になるんだぞと突きつけられているようで、ちょっとした虚無と残酷さも味わえました。 @ネタバレ開始 社会の形式的に守られた"自分"と、愛の庇護下にいるノアくん。 "事実として何があったのか" という謎よりも、おそらく過去から地続きであろう2人を取り巻く世界の違いにとてつもない冷たさを感じます。 途中、無くなった記憶を顧みるように見上げる信号機は赤。水のたまる道の中、わきにある花と缶はお供え物でしょうか。 "自分"の内省を感じる視界に大きく覆いかぶさる先生の影には、まるで善悪の思考に蓋をされている気分を味わいました。 エンディングからループし「あなたのなまえ」という問いに戻ったとき、このゲームとプレイしている自分の目が合ったような、そんな感覚です。 @ネタバレ終了 とても好みでした。楽しかったです! 素敵な作品をありがとうございます。