えのきだけのレビューコレクション
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十避行@ネタバレ開始 二人の人間性、言葉選び、情景描写、BGM、全てが美しく胸に響きます。ずっとどこか切なくて泣きそうになりながらプレイしました。 最初から二人が死ぬことは分かっていて、それを承知でプレイを始めたというのに、ずっとうっすらこんな素敵な二人に死んでほしくないと思いながら、でも二人の行く末を見守らなくてはとプレイを続け、十日目に堤防に立った二人の後ろ姿が儚くも美しく、胸が締め付けられ思わず手を伸ばしてしまいそうでした。 どうにか二人に生きてほしいと、ボロボロ泣きながらそれが二人のためにならないことも分かっていて、進める手を少し止めてしまったほどです。自ら死を選ぶ人に死なないでということがどれだけ苦しいか分かるはずなのに、そう思わずにはいれませんでした。 来世の描写はなく終わるかと思っていたので、誰視点か分からない話が始まり、コツンという足音で、また涙腺が決壊しました。この二人が選んだ結末が最良だったのか、それは分かりませんが次は気兼ねなく二人が無事に出会えたこと、次は他人で終わりませんようにと願わずにはいられませんでした。 こんなにも長々と感想を綴らせていただきましたが、最後に作者様に。 こんなに美しくて素晴らしいものを世に出していただきありがとうございます。正直人生観変わると感じるぐらいには素晴らしいゲームでした!