猫屋敷ニコルのレビューコレクション
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閉鎖性ホワイトアウトレビューが遅くなりましたが、実況プレイ動画にて遊ばせていただきました。 キャラクターや雰囲気、ヴィジュアル面の統一感が非常に良かったです。 ストーリ性は非常に重い内容になりますが、限られた時間の中で同じ奇病に悩まされてる3人がお互い抱えてる事に葛藤しながらも仲良く前へ進んでいく光景は見てて胸にくる物がありました。 @ネタバレ開始 後半の何もかも絶望してたホタル君が同じ状況の2人から前を向く気持ちの大事さを教えてもらった矢先にあの選択を迫られる、希望と絶望がぐちゃぐちゃになるあの場面ときたら・・人を救うか自分が助かるかなんて3人の今まで見てきてそんなん選ばれへんやんか・・実際言葉が出ずに選べなかったんですけど。 1つの選択しか出来なかったんですが、ED3へ到達でした。 施設を出た後辺りからBGMの差し込むタイミングや曲がめっちゃ良かったです。 カイトに教えてもらった星の話辺りとか、結構限界でした。 ハッピーエンドとはいかないですけど、最後まで生きる事への希望は捨てずにって言う最後を見て、正直言葉出なくなりそうだったんで、動画の最後に喋るの嫌やなぁって思うぐらい感動しました。 僕の願望込みで、個人的にもう少し3人のキャラクター掘り下げる話が見たかったなぁって言うのはあります。(まぁあったらあったらで最後の選択、到達した時にもっと感情ぐちゃにぐちゃになってたかもですが・・) @ネタバレ終了 ■システム面に関して この作品一番のキモだと思うんですが、閉鎖性ホワイトアウトの物語性があってこそ前提ですが、何より『時限式の選択肢』×『ノベルゲーム』ってこんなに親和性高かったんやなと改めてびっくりした作品でした。 この短い作品で、すっと入ってくる物語も含めてキャラや雰囲気に透明感、統一感を感じた出会えて良かった作品でした。ありがとうございます。