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板久咲絢芽のレビューコレクション

  • バイト バイト バイト!!!
    バイト バイト バイト!!!
    前々からサムネの雰囲気が気になっていたのでプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 PCでプレイしたのですが、邪魔な位置に広告が出てくる(しかも広告としてのクリック範囲が広くて閉じるのが小さい)生々しさに思わず笑ってしまいました。 しかも広告クリックするとこわーい(好奇心でクリックした人) あと、初手Happy Endだったのですが、「ボスそっちか!!!!!」ってなりました。 そのサイズ感だと相棒の相棒感もすごいあるね、ボス本当にこのぬいぐるみ大好きなんだね…… そして全体的なアングラでコメディな雰囲気に、バスとドラムのきいたどこかとぼけた感じもあるチップチューンに画面の暗さとビビッドな色合いが見事に調和していたと思います! 私は今とてもいい空気感を味わった……おいしい、この空気感、美味しい…… @ネタバレ終了 各要素が調和していて、とても良いゲームでした!ありがとうございました!

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  • 茶碗蒸しは救われたい
    茶碗蒸しは救われたい
    茶碗蒸しおいしいよね!と思いながらプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 突然の大役を押し付けられた(り、洗脳パンチ食らう)通りすがりなだけの少女ちゃんかわいそう…… まさか出番は最初だけと言ってた局長がクイズワァルドで出てきたのは予想外でした。 お前出番これしかないねんゆうとったやんけー!! しかしマイタケプロテアーゼ、マイタケのタンパク質=プロテインに対する酵素=アーゼってまんまな名前なんですねえ…… 初手で全正解したのですが、BADも見たくてわざと間違えに行くなどしました。 いやあ、しかし茶碗蒸し、ちくわ、あと隠れミスド……じゅるり @ネタバレ終了 大変食欲をそそられる作品でした。夜中にやるとやばみが増します。 ※感想投稿はお昼ごろですが、初回プレイは夜中で無事ハラヘリになりました

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  • 未来の車窓から‐寝台特急たそがれ号殺人事件‐
    未来の車窓から‐寝台特急たそがれ号殺人事件‐
    以前トップのニュースで「しっかりした推理もの」みたいな感想をお見掛けした記憶があったのでプレイいたしました。 @ネタバレ開始 全員の聞き込み後に「いや、今のでわかるはずないやろ……」と友人に突っ込みつつ、お昼のスチルで心の中の名(迷)探偵に衝撃走る。 「奥さん……奥さんの、コート……!!!」 更にその後の服の合わせの違いの話で「これ、鏡やもん……コート……これ絶対奥さんのコートや……!(確信)」 というわけで初手おじいちゃんに睡眠薬をごっくんしていただきました。 ただ謎解きパートで「二つある」ってなった瞬間「ふぇっ?(二つ?????)」となってしまい、「コート(確信)」はともかく、「え~、手かな?(利き手が完全に意識外にある)」から友人にフォローしてもらっての初手ハッピーに……そしてあからさまにほのめかされる「『はじめから』をもっかいするんやで」。 とはいえ、トゥルーより先にBAD回収しときたいよね、と、選択肢セーブがあるから「時を戻そう」で二回ほど死んでから、トゥルーに向けていざ「はじめから」。 「……お前ーーーー!!!!友人、お前ーーーーー!」と大絶叫してから、最初にいじわるな選択肢選んだら、普通に通常本編が始まってしまい、また「時を戻そう」するハメになりました。選択肢でのセーブは大事ですね。 @ネタバレ終了 寝台列車から降りた後の事情や、その後(たぶんトゥルーエンド回収がフラグですかね?)もメモに追加されているのも、とても細かくて楽しかったです。 楽しい作品をありがとうございました。

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  • 飯テロサスペンス劇場
    飯テロサスペンス劇場
    何度かノベコレトップで見かけてはいたのですが、今回プレイさせていただきました。 推理パートは心の中の探偵が鋭い人ほど、ほにゃあって笑える気がします。 @ネタバレ開始 全員の話を聞いた瞬間、心の中の某体は子供探偵が「あれれ~? 全員おかしいぞ~?」と言い出して、その時点で「こいつぁ主人公か第三者か全員が容疑者だぜ、アガサ・クリスティかな? 旅館の至れりつくせり具合も不審に思えてくるぜ?」という疑心暗鬼になるなどしました。 最終的にG並みの五島くんのしぶとさのおかげで「いいハナシ……だったかな~?」に着地したのは良かったなあと……しかし、まあ、隣の芝は青いとは言うが、食べ物はまだしも女の子はやめなさい、だから女の子からも刺されるんぞ、五島くん…… あと、全員数字が入ってたので、主人公は「四が入ってるのかな?」と思ってたら「田中」だったので、最後の最後で「違うんかい!!!!」っと心の中で全力でツッコミました。いや、これは突っ込まざるをえない。 @ネタバレ終了 本当に最後はツッコミせざるをえませんでした。 とても面白いゲームをありがとうございました。

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  • カレーにりすを入れますか?
    カレーにりすを入れますか?
    気になっていたので、プレイいたしました。 森や調理場での食材集めですら普通でないのだから、研究室での食材集めが普通でないのは当然であった……となるなど…… ツッコミ不在の恐怖とツッコミのある時の安心感が同時に襲い掛かって来るという意味ですごい作品だな、と思いました。 @ネタバレ開始 本当にこの適度なツッコミの有無の緩急がめちゃくちゃ面白かったです。 研究所の雑草の中に、時々宇佐美さんが大事に育ててるのが混ざってるのも、森の畑で雑草擬態ネコが出てくるのも予測不可能で……キツツキもそうだけど偽鳥類カンパニーisなんなんですか……? 雑草擬態ネコがいる時点で偽鳥類とかそんな枠もはやなくなってませんか……? 調理場で米ゲットした時の「過言だよ」ツッコミと雑草擬態ネコのツッコミ不在恐怖感が好きです。 野菜たちの実際の形状との異なり具合にもめちゃくちゃ笑いました……しかもレタスくん、あなた逆さまじゃない…… 一定のエンディングが主人公の駄々こね選択肢にかかってるのも楽しすぎました(「次どんな駄々こね選択肢出てくるかな?」とわくわくしながら駄々こねてました、自販機飼いたい飼いたい飼いたい!) ウサゲーム初見で全問正解できたのはちょっと楽しかったです(確かにわかりにくいけど、よくよく見るとなんとなく、絵を描く感覚で考えるとわかりやすいのかも……?) ウサスタやってなくて自分だけついていけてないのか不安になってる隊長さんも、「もっとかわいいもの作れ!」に対して「隊長さん作る」ってしたら「前言撤回」ってした隊長さんもかわいいですね……自販機飼うと認識能力がおかしいやつ認定してきたけど、それはほなしゃあないか…… しかし、肉にも魚にもなるやつって作者さま……? 作者様……!? りすゲームでは3、4回目でりす大王になれましたー! やったー!!!(半分くらい個人的パラメータ記憶力:Aのおかげ) FAは個人的にかわいいと思う隊長さんに、かわいい(と同時に何がどうしてこうなったな困惑をもたらした)動物たちを一枚に納めてみました。 塗っていて思ったのですが、もしや雑草擬態ネコさん草餅みたいな色してる……? なお、ウサ圧が強いのは気のせいではなく、最初の下書きにウサを入れてなかった自身への戒めだよ、かわいいね。 @ネタバレ終了 とても楽しく、面白いゲームをありがとうございました!

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  • うどんVSラーメン
    うどんVSラーメン
    そういえば江戸時代に江戸ではそばVSうどん(なお勝者そば)があったんですよね〜、恋川春町の黄表紙『化物大江山』〜 ……などと、アカデミック寄りな考えを持ってプレイした私が浅はかでした。 @ネタバレ開始 表出ろよで表出たら…… 突然修羅の世界! 唐突な自給自足ネコ! そして、このゲームに「まともなやつぁいねえ!」と言わんばかりの選択肢の結果! むしろ、まともなのはラーメンとうどんそのものなのでは……? あ、ケーキもか……? いや、やつはどこからともなく現れた……? @ネタバレ終了 まともの定義を考えさせられるシュールな作品、ありがとうございました!

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  • 終末、執事と星に歌う
    終末、執事と星に歌う
    たまたまnoteを拝見し、「クラシックはいいぞ、わかる!(ピアノ小品好き)」となってゲームの方プレイさせていただきました。 そして連弾で思い出す、妹と連弾したら発表会本番でプリモの妹が1オクターブ上から弾き出した事件……(完全に私事)(本人は気づかず弾き切った) @ネタバレ開始 長髪細見男性キャラが好きなのですが、長髪になった理由、ヘアアレンジ練習で縦ロールはもう笑うしかなかったのです。 ピアノ経験者として手が小さい悩みわかるー(大体アルペジオとペダルで誤魔化してた民)となりました。 ねー、和音でなくともスラーだって届かないよ…… いやー、「AIを狂わせるウイルス」の話のBGMがベートーヴェンのピアノソナタ「月光」なのはいいですね…… 月の光は人を狂わせるもの…… 手袋入手後のリートさん視点の過去話がglinkでピアノの黒鍵が表現されているのにはゾクッとしました。 白と黒の二つがなければピアノにはならない…… そして「アメイジング・グレイス」が流れるタイミングが、これ「アメイジング・グレイス」の経緯知ってる人間は発狂しませんか、大丈夫? 私は無事発狂しました。 つまり、リートさんにとって主人公はもはや神……ロボット三原則から生じた矛盾という原罪を許した神…… 「途中から」が可能になって現れるボタンが「Dal Segno」なのも音楽を絡めていてぐっときました! 「きらきら星変奏曲」の使い方も憎い! 「きらきら星変奏曲」を知ってる人間からすればあそこからどんどん華やかになっていくのに……それだけで孤独感が……! そして、たどり着いたTrueEndでもう「か、回収されてるううううう!」と心の中の全私スタンディングオベーションでした…… 文明がほぼ一新されたということはパラメータが変わったからそうもなるかあああ! しかし、「彼はあなたの被害者なんだから怒ってもいいのに」は思わず笑ってしまいました。 リストの『愛の夢』。副題を『三つの夜想曲』。 第三番は「愛しうる限り愛せ」。第一番は「高貴なる愛」、第二番は「私は死した」または「祝福された死」……いやこの場合、Seliger Todは「至福の死」の方が訳として相応しいでしょうか。 「高貴なる愛」によって主人公の家に引き取られ、そして宇宙船から自身の神である彼女を生かすために誰にも渡さない一時を胸に抱いたままの殉死――「至福の死」を通して、長い年月をかけて第三番「愛しうる限り愛せ」にたどり着くと考えるとあまりにも、リストの『愛の夢』、ピッタリではないですか…… FAは一番最初にスピード感と後から更にそんなことしたのエピソード追加されて笑ってしまったありし日の想像です。 ……うん、こんなフットワークの軽いお嬢様(しかもおそらく遺伝だこれ)がただで済ますはずなかったんだ……!(てのひらでころころされるプレイヤー) @ネタバレ終了 とても良い作品をありがとうございました!

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  • 隠す話は塵積もり
    隠す話は塵積もり
    ちょっと気になってプレイさせていただきました。 傷の舐め合いとまではいかないけれど、この空間に何かがかすかに響き合ってる。 そんな二人の、物騒な話題が出るのにどこか呑気さもある不思議な空気感がたまらなく好きです。 @ネタバレ開始 互いの傷がなければ交錯しえなかった人生で、その傷を不可侵領域にうずめたまま、そこにいない過去の誰かを介して、それでも代替としてでなく鮫島くんと真摯に向き合える牛頭さんが変な人だけどいい人だなあ、ってすごく思いました。 でも鮫島くんのちょっとひねくれが入ってる辛辣なところも好きです。 なお、コミカルポイントだと、「多分半年ROMってない」が一番好きです。 @ネタバレ終了 とてもいい空気感を味わえました。ありがとうございました。

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  • 村の祠全部食う‼
    村の祠全部食う‼
    新着ゲームで見かけた時に思わず二度見して、「タイトルから!オチとるが!」と思いつつプレイいたしました。 そして実際プレイすると、タイトルから予想していた通り、ツッコみが!止まらない! @ネタバレ開始 毎回「でけた」だし、酢醤油どこから出てきたのとか、川のカミサマモドキこの渋滞の中ツッコミしてくれる、ありがたい!?とか、ジショウカミサマ(タコ)を米にインしたら犬神家だし酒にインしたらターミネーターの逆だし、クソデカホイルって何~!? レシピ帳もレシピ帳で「入れ忘れた調味料を」とか「塩でぬめりと神性を取る」とか「強めに放火して」とかもうツッコミの大渋滞で……というか地の説明文をうるさいの言うな!!!!メタいぞ!!!! かと思えば、最後にしっとりさせに来て、「温度差で整ってきたな……」の気持ちになりました。 というか、言動アレなのに割と普通の見た目ではあったんですね……山で一瞬「え? 誰? 主人公? 主人公なの?」になりました(正体的に擬態かもしれへんけど) @ネタバレ終了 終わり方は個人的に「本当に、自分、好きだなあ、こういうの……」ってなりました。 とても面白い作品をありがとうございました。

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  • 海鳥野ガクの精神鑑定録
    海鳥野ガクの精神鑑定録
    前々から気になっており、プレイいたしました。 信頼度下がった瞬間、めちゃくちゃ不安が煽られますね……(トゥルー初回までの道のりで二回信頼度下げた人) バッドエンドですぐ戻れる仕様はとてもありがたいです…… @ネタバレ開始 MRI直後の回想背景が歪んでるのも、逃走シーンでメニュー画面が変わる演出も、すごい! トゥルーエンドはもちろん、BADENDや時折入るドット絵のアニメーションも本当に美しい…… クトゥルフはTRPGリプレイ動画とかで端っこを齧って咀嚼しただけだったのですが、「はーくんの正体、アレかな?」が当たって、思わずガッツポーズしました。 でもおまけ部屋のデフォルメちゃんかわいい……コレならぬいぐるみほしい…… しかし、はーくんは主人公がガクくんを本気で笑わせたから=年相応な笑い顔を見せられる程度に精神を安定できたから、あの時、見逃してくれたのでしょうか…… そして、おまけ部屋での「敵キャラ」の字で語彙が一瞬蒸発しました。 いや、はーくんがアレならしゃーないといえばしゃーないのか…… でも、ガクくんには、あのMRIクエンチ(とんでもねえ額の損害)させてヘリウムで変になった声で心配されて、自分も変な声でけらけらと笑ったトゥルーエンドの記憶をせめて、宝物としていて欲しい、と思いました。 ※なお、ちゃんとぽぽぽ音プラグインがめっちゃ高さ変わってる演出にはふふってしました。 少なくとも、主人公は医師としてだけど、あの時、誰よりも、それこそ自身よりも、ガクくんの身を心配してたんだよ……これも、LOVEなんだよ…… 次回作の方も、とても面白そうで気になっております。 ……というかガクくん引き取った方が妖艶で(しかもトゥルーエンドアニメの背景にぼやけてるけどいますよね? この人ー!)、個人的にぶっ刺さるんですが、クトゥルフ上「妖艶」って形容が合うとなると……嫌な予感、しちゃうんですよねえ(白目) @ネタバレ終了 とても良いゲームをありがとうございました。

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