拘禁EXのレビューコレクション
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うらむくはぱらいそAIと人類の会話というSF作品における王道シチュエーション(?)に惹かれてXで進捗を上げていらっしゃった時から楽しみにしてました! 記憶喪失な主人公と、親し気であるが何か尋ねるたびに「その質問にはお応えできません」と機械的な口調で繰り返すAI「ヘリオス・アイ」という始まり方に、これは……と思いつつ進めていったのですが、 @ネタバレ開始 中盤から最初に思っていたのと全然違う展開で、驚きました! 同じ世界観の「AIヤンデレと最後の人類ちゃん」を拝読していたので、先入観に囚われていました……。 主人公の状況を察してからは、ヘリオスさんが見せる悲しみやある種の諦観に胸が締め付けられるような思いでプレイしていました。 終盤の哲学的な質問とそれに対するヘリオスさんの答えでこのまま二人の間にある壁は超えられずに終わるのかとしょんぼりしていましたが、最後に主人公が伝えた言葉に救われたような気がしました。 そして、EDを両方とも回収するまでに何度ヘリオスさんに疑ってごめんと思ったことか……あと、デイズさんはそういうとこだぞ。 @ネタバレ終了