透子のレビューコレクション
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Mad Mud Boatサムネの雰囲気のあるドット絵に惹かれてプレイ。 添い寝と聞いてワクドキしながら進めましたが、恋愛的な意味ではめちゃくちゃ健全でした! やましいこと考えててすまない! 会話の端々からうかがえる世界観も興味深かったです。私たちの世界とは近いようで遠くて、時折びっくりするぐらい倫理観がぶっ飛んでるのが面白いです。 ぱっと目に入ったのは可愛らしいグラフィックでしたが、読んでいくうちに文章にも惹かれました。おんぼろシェアハウスの暮らしが魅力的に思えるような、生活の様子が生き生きと伝わってきてくる感じ(うまく言えない!)ご飯の描写も美味しそうで、読んでいてお腹が減りました。 @ネタバレ開始 ダンテの謎の名簿の正体が分かった時に笑いました。これ徐々に慣らされていずれは大金貢がされるやつでは…… エンドイラストで空から降ってるのは馬券…ですかね…?笑 一緒に天国にいったらどうなっちゃうのか震えますが、胃袋とか母性本能とか諸々掴まれてなあなあになりそうな感がすごい。名簿の他メンバーともめたりしないんだろうか…というのが一抹の不安。 お金貸すの断った時の反応も面白いです。レヴィアが悪口になってるのがウケる。でも、ちゃんと断ってもハッピーエンドいけるところ何だかんだ良い人…なのかな? レヴィアは添い寝をするときにお話ししてくれるのが可愛くて好きでした。少しずつ家族の話聞かせてくれるの、良い。けどいっつも気になるところで終わる…船沈めてた詳細がめちゃくちゃ気になりました。 地獄に行ったら一緒にぬいぐるみ作っててほしい。 ふたりと主人公の同居生活もっと見てたかったです。面白かったー!(続編の催促とかではないです) @ネタバレ終了 シェアハウスでの新生活、充実してました。楽しい時間をありがとうございました。
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番犬もちまる忠犬もちまるの活躍を見守るゲーム。5分ほどでサクッと楽しめました。 もちまるとけーくんのピンチにハラハラしつつも、撃退アイテム探索時の会話はほのぼのしていて、つかの間の癒しでした! ゲーム画面が可愛らしいのはもちろんのこと、セーブロード画面にもバッチリもちまるが登場していてうれしかったです! 必見です! @ネタバレ開始 けーくんがとどめを刺すときのセリフでなんとなくお母さんが只物ではないことはわかっていましたが…最後に活躍が見れてよかったです。強い! エンディングロールまで仲良しなもちまるとけーくんに癒されました。 @ネタバレ終了 もちまるの勇敢さに拍手!
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オートメーション・コンタクトアニマ地下飲食街が面白かったので、こちらもプレイさせていただきました! 今は亡き先生とそっくりのアンドロイド、A-9と交流するゲーム。 プレイ時間は一周10分程度、差分まで見て20分程度でした。 時折挟まる先生との思い出にしんみりしつつ、A-9と主人公のほのぼのお茶目なやり取りを見守りました。明らかにおふざけな選択肢もあったりで、遊び心が満載。表情豊かなA-9を見ているのが楽しかったです。 また、柔らかで綺麗な背景イラストも、近未来なのにどこか懐かしい作品の雰囲気にぴったり。眼福でした~ エンディングは1種類とのことですが、交流の内容や選択肢に応じて起こるイベントや見れるシーンが変化するので周回が捗りました! 8/16現在はエンディングまで見るとタイトル画面に戻れない不具合が発生しているそうなのですが、戻れなくても起動しなおせばプレイ出来たのでモーマンタイでした。エンディングロールを飛ばせばタイトル画面に戻れるようなので、もし周回される方がいらっしゃったら参考までに。 (エンディングロールでしか見れないイラストもあるので、初回はじっくり見るのがオススメですが) @ネタバレ開始 どのシーンも素敵でしたが、個人的には読書の選択肢を選び続けて見れる天体観測のイベントが印象に残りました。 A-2が同じセリフを言っても、先生とA-9では反応が違うという…… 先生の面影を探せば探すほど別人だということが浮き彫りになる、A-2の心情を思うと切ない。 でも、最後のA-9の言葉に救われました。記憶の中にいる限り、先生は永久不滅、ですね! ネタバレ部分以外でも書きましたが、本当にイラストが綺麗で見ていて楽しかったです。 ゲームに負けたA-9のぐぬぬ顔と、お花見イベントの舞い散る花びらの美しさが印象に残ってます。 それから、A-2がほんとーに分かりやすいツンデレで可愛くて…! おちゃめな先生やA-9とのやり取り、とても楽しませていただきました~もっと見てたかった~ @ネタバレ終了 うららかな春の日向、って感じの作品で、心がぽかぽか温まりました。癒しをありがとうございました~
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アニマ地下飲食街サムネイルの美味しそうなご飯と柔らかできれいなイラスト、そして何より「一度で帰るもよし、全部見届けるもよし」というフリーダムな一文に惹かれ、ふらっと立ち寄り… 結果、アニマ飲食街の魅力の虜になってすべてを見届けるまで居座ってしまいました。(エンディング欄がすべて埋まったので恐らくコンプ…?) プレイ時間は20分程度だったかと思いますが、印象に残るゲームでした。 @ネタバレ開始 それぞれのお店の美味し可愛いグラフィックを眺めたり、店主たちの個性溢れる説明文を読むのが楽しく、エンディングコンプに必要のない寄り道を重ねてしまいました~ ご飯を食べるときの描写はあっさりだけど、実に美味しそうで読んでいてお腹が減りました笑 それぞれの店主が飲食街に至る理由が切ない。 エンディングイラストで幸せだったころが垣間見えるのもまた泣けます。 主人公が料理を食べるたびに嬉しそうにする店主たち、最初はただ主人公が食べごろになっていくのが嬉しいのかなと思っていたのですが、それぞれが大切な人との記憶を重ね合わせていたのかと思うと悲しいです。 主人公がずっと生還し続けてみんなを救うルートとかあったりしませんか…?ないか… @ネタバレ終了 飲食街を回る時間、面白かったです! 素敵な時間をありがとうございました~
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一夜おどりて可愛らしいイラストに惹かれてプレイ。 ふんわりした雰囲気に反して、お客さんのおもてなしを失敗すると即バッドエンディング行きと、意外とシビアな世界観。 ミニゲーム自体は易しめなので手を抜かないと失敗することはないかな? と思いますが、バッドエンド専用のイラストが用意されているので一回失敗してみるのもいいかもです。 気軽にプレイできる短編ですが、恐らく自作?の背景、立ち絵差分やスチルも豊富な豪華仕様です。華やかな画面を見ているだけで楽しい! キャラクターもみんな魅力的でした。主人公ヒトヨのピンチを助けてくれる頼もしくてしごできなイグサ兄さんをはじめとして、怪しいお客さんも個性豊かです。 が、何よりトヨマルです。立ち絵の前足を揃えてちょこんと座る姿も可愛いですが、サムネイルにもなっているスチルが好きすぎて・・・まん丸お目目とコロコロしたフォルムがたまらないです。ヒトヨとのやり取りもとても可愛らしく癒されます~ @ネタバレ開始 トヨマル、鬼の居所にまで付いてくる忠犬っぷりが泣けました。 エンディングロールまでイラストがたっぷりで嬉しかったです。 帰郷ENDのイグサ兄さんの一口だけあげる、の解釈にニッコリでした。二人のその後がとても気になっちゃいます。トヨマルも楽しそうに踊って?いて何よりです。 店に残留ENDの方は、妖怪たちとわちゃわちゃすごすのが楽しそうです。鬼兄弟がバックに居れば怖いものなしですね! バッジのデザインも素敵でした。 @ネタバレ終了 楽しい夜をありがとうございました!
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ラフィルール(前編)あらすじやサムネイルから受ける印象は、重厚かつ陰鬱。 これは覚悟を持ってじっくりとプレイせねば! と身構えていたのですが・・・ 蓋を開けてみると親しみの持てるキャラクターたちとの軽快な会話で進んでいくので、すらすら読めて面白かったです。 もちろん、あらすじ通りの復讐や愛憎、権謀術数・・・みたいな展開も含まれるのですが、血も涙もないかと思っていた攻略対象がふとした瞬間に見せる人間味に惹きつけられました。 もしプレイ時間を見てためらっている方がいれば、気軽にプレイしていただきたい作品です! 攻略を支援してくれる機能も親切で、好感度や殺意(すごいパラメータだ!)を自由に調整し、シナリオ上キリの良いところからスタートすることも出来るので、周回もノーストレスでした。 丁寧に気を配って作られている作品だなと感じます。 @ネタバレ開始 個人的にはアレクシスが気になります。やっていることは完全な悪役なので、まっとうに幸せになれるとも思えず・・・竜周りのことはレガに騙されてませんか・・・? と感じる描写も多々あったので、今後の展開をハラハラしながら待ちたいと思います。 @ネタバレ終了 どのルートも気になるところで終わるので後編も楽しみです~!
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夢もすがら花嵐美しい世界をゆったり散歩する気分が味わえる、心地よい作品でした! サムネイルにもなっている桜舞い散る部屋や、しとしと小雨の降る書斎など・・・ずっと浸っていたくなる夢にうつつを抜かして気が付いたら数時間・・・ @ネタバレ開始 謎解きの難易度もほどよく、また世界観にピッタリの美しさでとても楽しかったです。 登場人物たちとの会話も軽妙で面白く、特に獏さんとは離れがたく何回もお茶しちゃったな。カフェーで子ども扱いしないで! と頬を膨らませる姿が愛おしかったです~ 反応が見たくて、ヒントが必要のない局面でもついつい色んなアイテムを食べてもらったり。 @ネタバレ終了 心温まる、でもどこか懐かしく切ない、素敵な夢をありがとうございました!
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はじめての!デスゲーム・マスター全END見たので二度目の感想投稿失礼いたします! アップデートが入って2回目以降のデスゲームでもボタン押しがいがあって楽しかったです~人の金で飲むコーヒーは美味い。 @ネタバレ開始 一周目、ボタンを押すことしか考えずにEND3へ直行してしまったので、二周目以降はじっくり真面目にプレイ。 囚人たちとも腹を据えて語り合い、徐々に個々の事情が見えるにつれて、やはりデスゲームでの刑罰は間違っていると実感。特にバロウについてはどういう感情で見たらよいやら分かりません。生まれ持った遺伝的な要因で犯罪を犯しやすいのはもうどうしようもないですよね……。だからといって他人を害してよいわけはないのですが。マスさんが遺伝学に目を付けたのはこのあたりの事情があったりするのかな。 コシュミエさんがぶっちぎりで狂っててビビりちらかしました。美味しくいただいた食べ物が実は……展開えぐかったです。ラストのスチル怖美しい。近づきたくないのに惹かれてしまう魅力がある…… そして同作者さんのバーガーゲームのことを思い出して戦慄……ベーコンの原材料…… そしてマスさんはクレイジーな人かと思いきや、熱い闘志を燃やしててビックリしちゃいました。本当はやりたくないデスゲームを開催しつつ、コシュミエさんのような人たちに囲まれて狂わずにいられる精神力、尊敬です。いやデスゲーム中に自作のくじ引いたりコーヒーブレイクかますのはやっぱ狂ってるか……? エンディングの祈りには胸を撃たれました。二人三脚でがんばれー! @ネタバレ終了 選択肢の差分が盛りだくさんで周回も楽しかったです。ブラックユーモアとセンスがマシマシの文章を味わいたくてクリックの手が止まらない。でも、面白いだけじゃなくて色々と考えさせられた……罪ってなんだ。喜怒哀楽いろんな感情を引き出されて印象深い作品でした。素敵なゲームをありがとうございました!
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パーフェクト・バーガーデスゲマスターのゲームが面白かったので来ました。 ディストピア・バーガーSHOP運営ゲーム、とても楽しかったです。 個性豊かなお客さんとの会話や、具材説明から迸る近未来ディストピアな世界観がイイ。すべてのハンバーガーを過去にする勢いで斬新な提供をしてドン引きされるのもまた一興。 2周目以降も楽しい演出があるので、エンド回収のための周回も苦になりませんでした。 作者さんの別作品をプレイしているとニヤリとできる仕様も。あのメニューがお気に入りなのね……笑 @ネタバレ開始 バーガー作りのセンスがないのか永遠にEND2でハマった時期もありましたが、実況動画を拝見し何とかコンプできました。でも途中やけくそになって作ったデブ×10バーガーの暴力的な見た目とか面白くて、そういう試行錯誤も含めて楽しかったです。 個人的にはEND2に愛着があります。老いた主人公がお客さんたちに囲まれてるのを想像するとグッとくるよね。Ex.Endの超展開もサイコーでした。歴史的な観点から見たらEND1より凄いかもしれない。 @ネタバレ終了 ハンバーガーはすべてを解決するってホントだったんだね。楽しい時間をありがとうございました~
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はじめての!デスゲーム・マスター明解かつ勢いのあるタイトルに惹かれてプレイ。とりあえず興味の赴くままにプレイしていたらEND3に到達しました。 ネタバレのない範囲で言うと、立ち絵とか背景がとにかく動きまくって画面を見ているだけで楽しかったです。 あらすじに書かれている通り、デスゲーム部分というよりは、デスゲーム関係者(主に参加者や観覧者)とのかかわりがメインなのかなあ。まだ一周目ですが刑罰がポイント化されていたりとディストピアっぽい世界観で大変気になります~ @ネタバレ開始 押すなと言われるほど押したくなりますよね。ということでボタン全部押しました。総回数169回。特に甚大な被害を起こす例のボタンは、怒られても懲りずに押し続けました。マスさんがしっかり突っ込んでくれるのが楽しくて……そうです、私がサイコパスです。 でも幽霊の彼の願いを叶える良心はあるんです。ほんとです。 どのボタンもそれぞれキッチリ演出が用意されているから、ポチポチするだけで楽しかったです。私にとってはデスゲーム部分がメインだったかもしれない。主にいたずらエンジョイ的に。 画面上を移動する謎スライムとか、おみくじとか楽しかったです。 おみくじは何種類あるんだろう? ラッキードッグとかほのぼの要素が用意されているのも笑ってしまいました。あれマスさんが考えてるんでしょうか笑 てっきりさすがのマスさんにも愛想をつかされてクビになるかと思いきや、さすが公務員? 問題児として警戒されつつも勤続できているようでビックリでした。 最初に出会ったエンディングとして愛でようと思います。 それはそれとして、もっとこの世界について知りたいので他エンディングも見てみようと思います。真面目な話をすると、最初コシュミエさんからデスゲーム参加者たちのことを聞いたとき、悪人なら気兼ねなくゲームを楽しめるなと安心してしまった節もあり…… ゲームを進めていくうちに、参加者たちにもそれぞれ犯罪を犯した理由があって、まだ深く知ることはできていませんが、果たしてデスゲーム参加者になるのが妥当なほどの悪人だったのか? という疑問が頭をもたげます。結局、手紙も見るだけ見て1回も渡せてないので、またじっくり周回をしてみたいなと思います。 あと、コシュミエさんが気になるので特殊エンディングも見れたら見たいところ。他の作品との繋がりもあるとのことなので、そちらもチェックしてみたいです。 @ネタバレ終了