妖夜@ちょこのレビューコレクション
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妄想狂ザナトリウムプレイさせていただきました。 全体感想としては、「深い」が一番しっくりくるかと ストーリーの作りこみが深く、伏線の貼り方がうますぎるのも印象に大きいですね。お色気などはノーコメントでお願いします。キャラの造形も良く、良い意味で差別化ができているのが特に良いなと思いました。(以下ネタバレ/個人的な考察) @ネタバレ開始 ここからは特に捗ったENDの考察をば CRAZYENDについてですね。 私としては、つつくまでのシーンは本当に現実で、つついた後の「傷口がない」ことに気づいて、「モネが自宅で死んでしまった」のを思い起こし「これも幻覚なんじゃないか」と思い込んで狂ってしまったのではないかと。そう考えた理由としては、として、モネは胸のあたりを刺されていたので、下着で隠れていて見えなかったのではないか、そして、幻覚の象徴だったゲモニがそのシーンで見えないから現実に起こっているのは対抗薬ができている世界が現実なのかなと。実際に思い込みの幻覚は実際に精神疾患として存在していたはずなので、それも理由になるかな...?(解離性健忘とかそこらへんが近いかも) 前述の考察と矛盾しますが、CRAZYENDのテキストのまま受け取ってもいいのかな、とも思っています。解離性健忘(その人に計り知れないショックを受けることへの脳の防衛反応の一種、例として「最愛の妻と子供を短期間に失ってしまい、子供はまだ生きていると思い込み、幻覚のようなものを見てしまう」みたいな感じ)の話とスピリアの「末期患者は思い込みの夢の中から帰ってこない」が理由となるかなと。個人的な考察なので、間違いとかあってもお気になさらず。@ネタバレ終了