天ノ羽々斬のレビューコレクション
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雪の黙、雨の響、ふたりぼっちの僕ら。どこか古くさく懐かしい雰囲気と、隣り合わせのようにある暗闇を感じさせるなんとも不思議な作品。言い回しや表現が古風でややクセがあり、それがまた作品の空気に合っていた。読んでいて面白い作品でした。 @ネタバレ開始 死ぬように生きるそれは死体なのではないか?その主人公の葛藤や疑問、それと名前によるミスリードと「羽ばたく」という表現が美しい表現だと感じた。 @ネタバレ終了