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吹雪舞桜のレビューコレクション

  • 砂糖菓子の花言葉
    砂糖菓子の花言葉
    今作も楽しく遊ばせていただきました! 雰囲気が、お話が、始終可愛くて、もだもだニヤニヤしてました。 @ネタバレ開始 選択肢、楽しく悩ませていただきました! タイトルの意味がわかった時はめちゃくちゃテンションが上がり、そういうことか〜と頭を抱えちゃいました。 この案を思いつくのすごいです・・・! @ネタバレ終了 今回の背景がとてもおしゃれで素敵でしたし(もしかして自前の写真ですか?)、メニューのアイコンも凝ってて可愛くて、シナリオだけでなくそういう細かいところもよかったです。 短いながらも満腹感の高い作品でした。 楽しかったです、ありがとうございました!

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  • 白い世界でキミが願うモノ
    白い世界でキミが願うモノ
    可愛いイラストと、冒頭のうーたんとのコミカルなセリフからは想像できないような、重くて切なくなるようなお話でした。 6つあるうち最初にクリアしたエンディングがエンディングだっただけに「うーたんお前…!」って思ってしまったのを、周回しているうちにごめんよって申し訳ない気持ちになりました。 もしかして…と深読みしちゃったかなと思っていても別のルートに入ると想像の斜め上を行く状況だったと思い知らされたりで、別のエンディングを探して遊ぶたびに何てことないシーンの意味を理解したり新しい発見があったりと、短いストーリーなのに何度でも遊べる奥深さがよかったです。 素敵な作品をありがとうございました。

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  • 明す霧夜の継燦式
    明す霧夜の継燦式
    とてもとってもおもしろかったです! 超常事件を追う主人公と聞いて謎解きするのかと身構えてしまいましたが、サスペンス味のファンタジーといった雰囲気で、読んでいるうちに事件が進行していくから謎解き要素はあまりないけれどシャルアと一緒に考える場面もありで、楽しかったです。 @ネタバレ開始 探索パートで一イベント終えるて自宅に帰る度に毎回違う会話になるなんて気付かなくて、勿体ないことをしたなと悔しい気持ちでいっぱいです。 こういう細かい部分もしっかり作り込んでいると遊んでいて楽しいので、本当に嬉しいです。ありがとうございます。 シャルア隊+ヴァルディのチーム一体感がとても最高でした。 終盤でチーム一丸となってそれぞれの得意分野で敵地攻略していく展開が好きなのでテンションが上がった反面もう少し一緒に行動してほしかったなぁとか、エピローグでもシャルア隊のみんなも含めてわちゃわちゃと話しててほしいけどシャルアたちの日常の中の掛け合いを見れただけで幸せ、みたいな欲張りな気持ちの葛藤も少なからずあって、この絶妙なバランスがとてもよかったです。 エンディングAのクリアイラストが幸せいっぱいで、ソラリスちゃんの笑顔がとても眩しくて、このために頑張ったんだなぁと嬉しく思えました。 エンディングはまだAしか見れていないので、Bに…Bに辿り着けないとぼやきながら周回プレイしています。どんなエンディングなのか楽しみです。 @ネタバレ終了 TIPSが「事件に関係する重要な情報のメモ」という位置づけになっているうえに話が進むと情報が追加されるというのが、事件を追うという作品の小道具として一役買っていて、凝っていていいなぁと思えました。 前作の灯緋光が少年漫画らしい展開でワッとテンションが上がって感情が揺さぶられるような「若さ故の勢いで駆け抜けたお話」だったら 今作の継燦式は小説らしい展開で彼らの気持ちが心にスッと溶け込んで共感できるような「大人故のしがらみの中で最善を模索するお話」って感じがして、まったくテイストが違うのに驚きました。 次回作はどんな雰囲気なんだろうかと、今から楽しみにしているほどです。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • 祈る星夜の灯緋光
    祈る星夜の灯緋光
    とても、とってもおもしろかったです! 世界観も登場人物もとても魅力的で、それを彩るストーリーやイラストがその魅力を最大限に引き出していて、私の好きがたくさん詰まった素敵な作品でした。 物語中盤からずっと心を掴まれたような感覚があり、願いを叶えるために前に進んでいくエトラちゃんの心境の変化に、そんな彼女が語る台詞に、ただただ言葉に出来ない感動が嵐のように襲ってきました。 後日感想を書いている今でも適切な言葉が思い浮かばないことが、唯一の心残りです。 @ネタバレ開始 私が一番感動したのは、 あの日流れ星に祈った願いを自分の手で叶えるために、エトラがティグと共に緋光機に乗ってアリーチェを追いかけたシーンです。 星の力を誤魔化すために雲の中に隠れながらアリーチェを追い、けれど追いつけないかもしれないと諦めかけた時に訪れた朝。夜明けなら星の光が隠れると、最後の勝負に打って出たこのシーンが、物語にもエトラの心境にも夜明けが訪れたようでとても、心が震えたことを今でも鮮明に覚えています。 高所恐怖症のエトラがその怖さよりも、もう二度とあの日の日常が戻ってこないかもしれないことの方が怖い、と、緋光機を上昇から急降下させるシーンは今まで「守られる側」だったエトラがそこから一歩踏み出そうと奮闘していることが伝わりましたし、 そうして放たれた弾を避けることもせずすべて受け入れたアリーチェに「本当はお別れしたくなかったんだろうなぁ、止めてほしかったのかな」とも思いつつも、きっとエトラの成長を目の当たりにして「大好きな妹が成長していく過程を見守れて嬉しかった気持ちもあるんだろうなぁ」と勝手に想像しちゃうくらいにとても感動的なシーンでした。 そうして終わりだと思った先での急転直下。 ルクトの行動に、何でそんなことをするんだと思いつつもここまでの描写が丁寧だった分その行動に出てしまうルクトの気持ちもわからなくないなぁと思ってしまいました。 だからこそ、エトラとルクトの初めての壮大な兄妹喧嘩の決着も、ルクトとアリーチェの恋模様の結末も、全員が幸せな終わりで心の底から嬉しかったです! エンディング分岐になる選択肢、あんなのズルいです。引き止めるに決まっているじゃないですかと言いつつ、しっかり躊躇ってしまう分岐も見ました。どちらを選んでもエトラとティグの二人のお話は終わった後も続いていくなんて、公式が最王手の言葉が脳裏によぎりました。 エンディングAを見て、想像の余地を残しつつも素敵な結末に大満足で、心が満たされた後、もう1つのエンディングを見るべくもう一周最初から遊んだのですが、すべてを知った後で読むと改めて気付くことも多く、「あーだからか」「そういうことか!」と2周目も楽しく遊べました。そうして見たエンディングBは、これがまた私の好みドンピシャでとてもとても最高でした…! 私的には、エンディングABどちらも競合できる内容になっていたのがとても嬉しく、両方見てこそ、この作品の最高のエンディングだと勝手に思っています! 最高に素敵なエンディングをありがとうございました! また、エンディングAのスチルでのエトラが心なしか晴れ晴れとしつつも少しだけ頼もしくなったような表情をしていたように見えて、言葉や行動だけでなく顔つきでも成長している様子が伝わってきました。 個人的にエンディングはB、エピローグがAみたいなイメージを持っているだけに、この作品の終わりに相応しい素敵なイラストでした。 @ネタバレ終了 丁寧で情緒的な文章は読みやすく、それでいて惹き込まれるような魅力がありました。言葉選びが素敵で私の好みど真ん中で、やっぱりとても大好きです。 時々挟まれるスチルもとても素敵で、エンディング後にそのスチルがギャラリーでいつでも見られる仕様に気付いて、とても嬉しかったです。……ただ欲を言えば、スチルにシーン名やエンディング名を見れたらもっと嬉しいなぁと思いました。 素敵なイラストの中でも私の一番のお気に入りは、スチルではなく立ち絵になってしまうのですが、エトラの嬉しそうな満面の笑顔とティグのはにかんだ嬉しそうな顔。この二人のこの表情がとてもとっても好きです。 思いの丈を綴ったら感想がめちゃめちゃ長くなってしまい申し訳ないのですが、こんなに心を揺さぶられるゲームに出会えて、一ファンとしてとても嬉しいですし、同じ作り手として憧れます。 素敵な作品をありがとうございました!

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