ブラザー・アレクのレビューコレクション
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小坂さん。リマスター版を始めてプレイしました。 空がきれいで、色合いも青を基調にあわされていてきれいな背景でした。 @ネタバレ開始 ここからは話の内容と正直な感想を書きます。 この作品が好きな方等は不快な思いをさせるかもしれないので、読まないことをお勧めします。 小坂さんに対しての第一印象が、前向きな理由で自殺するという思春期の不安定な心、特有の危うい考えが理解しずらく、青臭く感じられて話に入り込めなかったのが残念です。かくいう私も数年前までは思春期にありましたので忌避間を覚えてるのかもしてません。 ゲームの中盤からは保健室の先生から小坂さんの両親の電話越しの印象や最後で語られる小坂さんの家庭環境があること、強気にふるまっているということが語られ、ここでやっと初めの小坂さんの言動が腑に落ちました。唯一の母とのつながりであった水筒のお茶、それによって創りあげられてきた自分の世界と覚せい剤が切れ、合間合間に戻ってくる現実の世界、この二つの世界の間で葛藤してきた小坂さんのことを考えると背景の夜空や夜景、小坂さんの笑顔が話の内容とミスマッチに感じられ、純粋にいい話ではないように思いました。 この話は、思春期の危うさが現れた作品だと思います。一方で、中高生受けするな工夫だと思います。このゲームの内容は覚せい剤を取り扱ったゲームで、主人公も口渇、頭痛、幻覚、聴覚過敏がみられる描写や脱離症状として倦怠感、希死念慮が現れているように描写されていました。しかし、正しい知識もなく見ていると気づかないと思います。それどころか作品の描写できれいなものに映っていしまうこともあるかもしれません。作品の最後に覚せい剤や麻薬などの違法薬物に対する注意書き等、検討したほうが良いのではないかと思いました。(*個人の意見です) 杞憂民が感想、失礼しました<(_ _)>
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よよいのよみもの野球拳したくてプレイしました。子気味のいいトークに個性的なキャラクターがやたら真面目に話しているのはシュールでいいですね。 @ネタバレ開始 魂を燃やしたい主人公のキャラクターはじめはキャラ濃いなと思いましたがストーリーが進むにつれて、自分も熱くなり、野球拳では勝つとガッツポーズしてました。まさかのエピローグで本当に燃やしたかったとは思いませんでした。やましい気持ちではじめたのがまさかの展開にしみじみと煩悩にしみました。@ネタバレ終了 ありがとうございます。