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SHIAのレビューコレクション

  • coda:
    coda:
    プレイ後、まず思ったのは「こっちがTRUE ENDなのね!」でした。 Good→Trueの順でクリアしました。 Good End のほうがTRUEな気配もチラリと漂わせつつのTRUE END到達で「こっちの終わり方かー!」と衝撃を受けての読了で、プレイ後はちょっとポカーンとしました……。 @ネタバレ開始 主人公がまさにその人だったのかーと思うと、枷は枷でも世界にとっては必要な枷だったのかな……と思いました。 「あの子と夢でも逢いたい」なんて王道恋愛の展開かと思ったら…表裏一体のエンドの温度差に「やられた!」という感じです。 @ネタバレ終了 こういう終わり方、嫌いじゃないです。 むしろ、こういう終わり方のほうがタイトルともある意味でベストマッチなのかなと思いました。 ありがとうございました!

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  • Go★to★Co-Edo
    Go★to★Co-Edo
    偶然に偶然が重なり、正解の選択肢だけを通ったらしく、初回から見事にストレートに目的地に辿り着けました…! というわけで、皆さんに祝福されつつも、一番初めに一瞬映った気配がするゾンビみたいな男性が気になり、別の道もあったのではと再プレイしました。 道中で不思議な光景が見られたり、かわいい知り合いと会ったり、またそれが面白い写真画像が使われていて、思わず色々と寄り道したりしたくなりました。 寄り道したりするとエンド的には…なのですが、主人公の辿る数奇な運命を見てみたくなる作りでした。 個人的には一番最後の選択肢を外すと…な、あの展開には笑いました。 数十年後の日本にご期待ください!(笑)と言いたくなってしまいます。 ありがとうございました!

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  • 七尾の休日
    七尾の休日
    たぶん原作小説などが別にあるのかな?と思う、番外編的な位置づけの短編でした。 どう過ごすかで充実度が変わるらしく、50%→99%とプレイ2周で無事に辿り着きました。 (残りの1%がどこかにあるのかしら…???) 世界観などは一切語られていませんが、何か異能などの出てくるものなのかな?と思ったり。 小薄さんの役どころと冒頭の事件がどんな事件だったのか気になります。 ありがとうございました!

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  • ガラス姫
    ガラス姫
    大人の絵本とも言うべき素晴らしい作品でした。 思わず本の整理をしていたことを忘れてしまうくらい、ガラス姫の物語に没頭しました。 小難しい設定や気取った文章などは一切なしで、大人になってもどこかに残っているであろう童心にただただストレートに訴えかけてくる素敵な力がありました。 どのキャラクターも個性的で可愛らしく、読んでいると自然にみんな好きになっていました。 エピローグに当たる和気藹々としている大団円なシーンはどれもお気に入りです。 「ああ、こういう作品と出逢えて幸せだなー」と感じる、そんな作品です。 「いい話だった」とちょっと感じたい時に、心がほこほこしたい時に、是非遊んでほしいと思います。 素敵な作品をありがとうございました!

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  • I'm mirror
    I'm mirror
    自分以外の他者が苦手な「僕」が大きな鏡に自分とは何者かを問い迎える結末は、ほんのりとホラーの香りもしました。 @ネタバレ開始 自分以外の他者が苦手な主人公が、最後に二人きりになるのか、それとも鏡の中のもう一人の自分に体を明け渡して自分が鏡の中に入るのか…後者のほうがより暗い展開でしたが、何も失うものがないと感じる「僕」にとっては何もない鏡の世界もある意味ではしっくりくる終わりなのかな?と思いつつ…。 「僕」に代わり鏡の外へと出て行ったもう一人の「僕」がこれからどうなるのかも気になりました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!

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  • 君に贈る世界
    君に贈る世界
    人生で一番自分自身について悩む時期特有の心の揺らぎなどを上手く用いた物語でした。 短編なので細かな背景などは描かれていませんが、それでも「だいたいこんな感じかな」と想像はできて、最後は心地良い余韻を感じたまま終われました。 @ネタバレ開始 選択肢をミスしてしまい、飛び降りコースに入った時は「どこで間違えたー!?」と慌てました…。 無事に一番ほんわりと終われるエンドに進むと「またね」という彼女自身が前向きに生きようとする姿が見られて、一度飛び降りさせてしまった身としては「良かったー」と安心しました。 このまま高校も無事に終えて、大学まで二人の関係が続くといいな、そして社会に出たら「そんな時もあったね」と二人が思い出話として笑えたらいいなと思いました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!

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  • 暗闇の中で
    暗闇の中で
    目が覚めたら完全に暗闇の中かつ最後の直前までこの闇が続く……という、ある意味で珍しい展開と仕様の物語でしたが、光の演出で進行している様を表しているのが斬新でした。 道中でのカテーナさんのちょいちょい不安を煽る演出が「まさかね?」という気持ちにさせられました。 @ネタバレ開始 「信じていればきっと大丈夫」を貫いたので、無事にカテーナさんのかわいいアバターを拝めました。 無事に生還もできて、ホッとしました。 実はカテーナさんがラスボスで暗闇に永遠に閉じ込められるのがオチでは……と一瞬疑ってしまいました。 そんなことはなかったので、本当に良かったです!(疑ってごめんなさい) おまけのフリートークや世界観設定も面白かったです。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!

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  • TheCursedHouse
    TheCursedHouse
    謎の館の中から始まる主人公ティアさんは、無事に館から出られるのか…と、初めは脱出的ゲーム的な要素が強いものかな?と思っていたら、意外なことにこの館がティアさんと密接に関わってくる上、全エンドを到達することで全体像が見える奥深い物語でした。 @ネタバレ開始 一つ、二つのエンド到達だけではこの館と蛇女、斧を持った男などの謎が解明されませんが、全エンド見ることでこの物語がただ恋人への狂気に駆られた女性の物語でないことが分かり、なるほどーとなりました。 個人的には慈悲エンドがハッピーエンドに近いので好きですが、その他の真相の欠片が散りばめられたエンドも好きです。 館の主イザベラさんにまつわる回想のエンドも好きでした。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!

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  • 死臭漂う迷宮で -そもそもダンジョンに入ったのが間違いだった-
    死臭漂う迷宮で -そもそもダンジョンに入ったのが間違いだった-
    たくさん死にました……死臭漂う迷宮の死臭は私が何度もミスって死んでしまった主人公のものです(涙) 主人公も「どれだけ死ぬんや!!」と途中でプレイヤーの悪手ぶりに血の涙を流したことと思います。 それでも無事に最後には「これできちんと終われた」というエンドを迎えることができました。 ゲームなら準備万端でサクサクと入っていける「ダンジョン」ですが、いざこの物語のように装備などが満足にない上に負傷している時点から始まり、次に何が出てくるか分からない状況ではとてつもなく恐ろしいのが「ダンジョン」だなと思いました。 死んでは立ち上がり、最後まで気の抜けないゲームでしたが、無事にクリアできて良かったです。 ありがとうございました!

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  • 老と白
    老と白
    老いた男とまだ年端もいかぬ少女の邂逅とこれから二人の物語が始まる予感がする、続きが見たくなる素敵な物語でした。 @ネタバレ開始 大きくなったら旅について行くと口にする彼女が健気で、もうこのまま二人で旅に出てしまいなよと言いたくなる続きが気になる終わり方でした。 不老不死の見世物としての人生から脱した彼女に、これから多くの笑顔がありますようにと願わずにはいられませんでした。 自分で「こんなジジイが不老になっても」と言っていた淵野さんですが、彼女にとっていつか淵野さんが父のような存在になるのかな…そうなったのなら、不老になったのも悪くないと思ったりするのでしょうか。 そんなことをアレコレと考えたくなる素敵な話でした。 @ネタバレ終了 村の事情を見るにかなり厳しい世界のようですが、二人がこの後どのような物語を紡いでいくのか、最後の流れとスチルから色々と想像するのも面白い作品でした。 クリア後にタイトルの画像が変わるのも、最後まで見た後だと嬉しかったです。 ありがとうございました!

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