SHIAのレビューコレクション
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ASY(I)LUM初報からずっと楽しみにしていました最新作、小さなヒヨコ探偵が新たな事件現場を調査いたしました。 キャンバスと報告書を封筒に入れて、いつも通りポストへそっと投函いたします。 @ネタバレ開始 今回も超がついても足りないほどとても面白かったです! 大切なので2回言っておきます。 今回も超がいくつついても足りないほどとっっっても面白かったです!! ガチガチの化石レベルに硬まる固い頭を連日揉みほぐしていたかいもあり、今作はバッジのヒントはやや少なめで最後まで走り抜けることができました(いつもながら個人的に苦手なタイプで躓き、得意なタイプはサクサクと進むのは健在でした) タイトル手前の拡張高い効果音とお名前ロゴの時点で既に探偵概念の服に身を包んでいるヒヨコ、タイトルの美しいBGM(メランコリアに寄す)にすでにうっとりでした。暫くボーッと聞いていたいと思ったところで、設定を弄ることにしました…が、テキストサンプルの文字が心に深く刺さる次第。これ私のことだ…肝に銘じておこう。ここの文章を自分好みに弄るの、私も大好きです。 いざ調査開始してからは、いつも通りアナログなメモも片手に奮闘いたしました。 「一番初めに名前を入力して自我を確認していたのに、秒で記憶喪失(?)になってしまった…」となりつつも探偵バッジを握り締めて手探りで謎を解きつつ、この物語に深く関わってくるクライマックスは「ここで! この演出! あとこの選択肢(セリフ)はどうしても選べないのですが! 探偵バッジを握り締めていないと謎が解けない私がこの御方であるはずがなーい!」と、画面の前で数秒停止していれば選択肢がタイムアウトで消えないかなと無駄な抵抗もしていました…。 正体には度肝を抜かれました。 私にとっては(作画的な意味で)既に何十時間もお付き合いのあった御方…まさかのご登場に、興奮鎮まらずのままエンディングとなりました。一番初めに骸と各臓器などの問題が出てきたのは、この方だったからなのかな…と思ったり。考えすぎでしょうか。 (冒頭の入力した私はどこ行った?も大変お上手な回収でした!) そして、エンディングクレジットで自分の名前が出てきたときの嬉しさときたら。 こんな素敵な作品に自分のイラストを使っていただけるなんて、私はなんて幸せな絵描きなのでしょう。 本当にありがとうございます。心からの親愛と感謝を。 早くも次の事件現場が楽しみです…と最後に一筆走らせて結びといたします。 暖炉の前で椅子に座りあたたかな飲み物を傍らに、新たな事件現場の招待状への期待に胸を膨らませつつ、このお手紙を封筒に入れて封蝋を押します―――この度の素晴らしい一幕に心からのあふれる感謝を。 (追伸 開幕記念FAはせっかくなのでこちらにも感想ver.で寄せさせていただきました) @ネタバレ終了 ユーザーフレンドリーなヒント機能も兼ね添えており、謎解きって難しそうと思われる方も謎解きベテランの方も、どんな方でも謎解きも物語も楽しめる至高の作品です。 是非、この冬はあたたかい部屋で"深層"に―――そして、"真相"へ至ってください。 とても素敵な作品をありがとうございました!
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種種落々短編集タイプのゲームは、作者様の様々なカラーが見られて大好きです。 鏡さんは昨年も素晴らしい短編を複数リリースされていて、俄然、期待値はMAXです! 折り畳みからプレイ順に感想を書かせていただきます。 @ネタバレ開始 ●スイカ 切り口がとても味が深く、ホロリと感動しました。 「そうだよね、恋をしたらそうなるよね」など頷きたくなる部分が多く、そして最後の余韻に至るまでの「現実は夢見るほど都合よくはいかないよ」という厳しさも込みで、短編でありながら読みごたえがありました。 なにより大切にしていたものが気がついたときにはもうなかった…という喪失感が迫ってくるお話でした。 じーやんが「のろいをかけよう」と言いつつも、そののろいが京子さんの未来への幸せを願うまじないの言葉なのが心にとても響きました。 ●割れた 私の心臓が割れるところでした(笑) とある画像が画面に出てきた瞬間、心臓がパーン!!と。ホラーが大の苦手な私には、インパクトがありすぎて「あー!!」と脳内で悲鳴をあげて「お取込み中でしたねすみません私は無関係なんです今すぐ帰りますごめんなさい!(ノーブレス)」と後輩くんを放置して全力で帰りたくなりました。怖かったです…めそめそ。 事の顛末は…の部分も込みで二重に怖い物語でした。 ●ゲーム制作 「これも怖い話の予感っ!! やだぁー! 運転代わるから、130キロオーバー出してハイスピードで帰りましょうっ!」と言いたくなる出だしで、ビクビク怯えながらの読み始めでした。 ゲーム制作の部分で一度ビクビク度合いが減退し、浮上するものの……突然の物音に主人公と一緒になって縮み上がり、「やめて…驚かせないで…」とハモり、来るな来るなコールを主人公と二重奏し、髪の毛に「やめてオカン! 恐怖で死んでしまいます!」と叫び声を上げ、直後の友人との会話の一行目(まるで走馬灯)に「主人公! お葬式はどこの会場でするの!?」などと頭がパニックのあまり意味不明なことを考え出す始末でした。 本っっっっっ当に怖かったです! これは大バズり間違いなしです! 本作に対して「お昼プレイしていてよかった! 夜にプレイしていたら、トイレ行けなくなっていた!」と、この辺りで思いました。 ●A.H19840630 もはや前2つの恐怖にやられて、ノイズが走る映像だけでビビる有様でした。 これは見せ方がすごくお上手で、背景の声など込みで「分かるようで分からない(失礼な言葉のチョイスですみません)」部分を含めて味がありました。 文字がなく映像のみで進むので物語を自分で想像できるのが面白かったです! (あとがき読了後にこちらは何度も見てはいけないものですね…! 確実にアレな映像にしか見えません…!) ●見つけた これは本作に取り入れられた話の中でも「自業自得」感が漂う作品でもありました。 なんと言いますか……自分たちのとても軽いノリなどで誰かの心をザクザク傷つけていく姿に、「見つけた」からのこの後「割れた」みたいな顔面破砕系の怪死亡事故が起きても仕方ない!南無三!だと思いました。 言葉の刃は発した本人が思っている以上に切れ味鋭く、そんなもりじゃなかったと後悔しても遅いんだよ…と自戒の意味も込めて言葉の重みを感じる終わりかたでした。 見つけられた3人がこの後どうなったのか…気になりますが、私の予想ではたぶん顔面破砕kei(自重) 主人公たちがサイトウさんを供養して許されますように…! ●あとがき 6作品のオムニバスだった!?と錯覚するあとがきで、最後まで怖く楽しかったです。 今のところ声が聞こえたり、顔に何かしら亀裂が入ったり、インターフォンが鳴ったりといった怪現象は起きていないので、ちょっぴり安心しております(赤文字は見なかったことにしたいチキンです) @ネタバレ終了 とても楽しいこわーい短編集でした。 機会があれば、また鏡さんの短編集がぜひ読みたいです! 素敵な作品をありがとうございました!
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コイサクカガミシュワッと気泡を立てるエモ青春サイダーのような素敵なゲームでした。 画面の色彩からしてエモの塊なのですが、二人のやり取りやおまけエピソードまですべてがキュンの塊で、最初から最後まで楽しくプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 お互い好きな人・気になる人がいながらも一歩を踏み出せない感じがもどかしくて、画面の前で「これ絶対両想いなのでは~!」と、青春の甘酸っぱさを噛みしめました。主人公の鏡月さんがとてもかわいくて、終始眼福でもありました。 どうしたってニヨニヨとプレイヤーの頬が緩んでしまうバレンタインイベントの力を借りての関係の前進、最後は大団円ハッピーエンドで二人とも末永く幸せにねと全世界の私がスタンディングオベーションして拍手の中でプレイを終え…クリア後のおまけエピソードもキュンでした!! もみじ様のかわいさもさることながら、桜月くんの視点のお話は本編とはまた別の意味でハートに刺さりました。桜月くんがかわいすぎました。 桜月くんは本編でもやさしくて気遣いができる方だなと思いましたが、内面を見て本当にとてもやさしい子だなと感じたので、二人にはこれからも繋いだ手を放さず、小さな幸せをたくさん重ねていっぱい幸せになってほしいです。 @ネタバレ終了 とても素敵な作品をありがとうございました!
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ありすすとーりーNormalモードをクリアしましたので、感想を失礼いたします。 朝から始めておやつの時間くらいまでノンストップでプレイして、クリアいたしました。 物語がとても深く、またアクティブバトルは絶妙なバランスで面白かったです! (※バージョン2.0.0 の前のバージョンでのプレイ&感想です) @ネタバレ開始 とても親切丁寧に作られていたため、戦闘における重要なポイントは早い段階で掴めました。 おかげさまで、最初から最後まで一度もゲームオーバーせずにクリアすることができました。 危ないかなどうかなと思ったのはタップやキャンセルなどが同時に求められた最後のラスボスのみで、他は危なげなくサクサク進み、途中でダレたりすることもなかったです。ラスボスも予めSPゲージ3で待機していたので戦略勝ちでした。 回復やバフを効果的に使いつつ、相手の防御力を下げながらスリップダメージも併用するなど基本をしっかり押さえておけばクリアできる「ぬるすぎず難しすぎない楽しく遊べるバランス」が素晴らしかったです。 装備品の作成に必要な素材のうち作成を要するものは、クリックでジャンプして確認できるなど、ユーザーフレンドリーなところが本当に助かりました。一つ一つ確認の度に一度元の画面に戻って今度はアイテムへ飛んで~といった手間がないこと、これは本当に素晴らしくありがたい仕様でした。 物語も素晴らしくて、ありすちゃんの過去に泣きました。 作中ではスライムや白い液体の出る茸とのお家芸たるちょっとウフフなシーンもありつつ、今回は物語の深さと重さが桁違いで、軽快なバトルの後に挟まる物語を読むことがとても楽しみでした。 今回はいつもより長い時間ありすちゃんと一緒にいたこともあり、最後は無事に救われてとても嬉しかったです。泣きました。 ムッキムキのあのスライムが突如出てきたときは驚きましたが、無事に倒せて本当によかったです。画面いっぱいのムキムキ具合に「なんか出てきた!」と変な声が出ました。 倒したときに入手できるアイテムがなにかの重要アイテムかもしれないと、分解してしまっていいのかどうか悩ましくてそのまま大事に取っておいたままクリアしました…ユーザーの皆さんがあれを分解しているのか気になります。 @ネタバレ終了 とても素敵な作品をありがとうございました!
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地雷系女子!?ほなみさん見た目にもとっってもかわいい地雷系のほなみさん、いざプレイしてみると中身も超絶かわいく、さらにこの物語の終着点はとても大好きな素敵な終わり方でした! また、攻略自体は難しくないものの、攻略情報がゲーム内に搭載されていて時間がないけれどすべてのエンドをサクサク見たい人にも万全の心配りがとてもいいなと思いました。 @ネタバレ開始 End4まですべて見ると、物語のやさしい終着点に心がぽかぽかしました。 2人の自分の好きも相手の好きも大切にして心を通わせる姿に、とてもほっこりしました。 物語的に実はね…とプレイヤーに「そうだったのか!」と思わせる仕掛けも面白かったです。 End1,2の段階ではまだほとんど分からなかった物語がEnd4で一気に景色が変わる仕組み、鳥肌ものでした。 穂波さんにも凛さんにも自分の好きを貫いてたくさん幸せになってほしいと思いました。 本当にとても素敵なお話で、プレイ後は元気いっぱいになりました。 コレクションの立ち絵補足も、設定やあとがきなどオマケ要素が大好きなユーザーとして嬉しかったです。 立ち絵の絶対領域部分など、堪能させていただきました。美少女の足は私と世界を救う…。 身長などの情報も見ていて楽しかったです。 イラストがとてもかわいくて、タイトルの全力かわいい穂波さんはもちろん、胸パーンやウィッグずるーん込みで自分の好きのために一歩を踏み出した穂波さんも、ショートカットのありのままの穂波さんもどちらもとても素敵でかわいかったです! End4の最後の一枚絵は特に最高でした! @ネタバレ終了 心にやさしく響く素敵な作品をありがとうございました! んた様の次回作をとても楽しみにしています!
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トナリノまさに「へぁっ!?」と声を上げたくなる瞬間から、私の心の雲行きが真っ先に怪しくなっていきました…タイトルにもなっている女性の笑顔のあまりの怖さに、悪霊退散!と言いながらお塩を叩きつけていくところでした(やめなさい) おかしい、私は今の今まで独り暮らしを始めた大学生の料理始めた+塩どうするに「あるある~」と頬を緩めていたはずなのですが…! @ネタバレ開始 いわゆる騒音トラブル…と言っていいのかは微妙なところですが、毎晩続く隣人の幸せそう大声に絶妙なタイミングで画像のみで示された井澤さんの内情が重なった瞬間は「これはもうダメだ…」とタオルを借りたのも納得しました。 災害級の暑さということで、半日もすれば腐り始める夏…きっと大変な状態の姿で見つかったのだろうなと、ふとそんなことが頭をよぎりました。 階下のお婆さんは御年で多少なりとも耳が遠くなっているはずなので、そんな方にまで普通に聞こえるというのは相当な音量であろうと推察し、井澤さんが耳にしていた音や声はとてつもなく大きかったのではと推察しました。 音や匂いなどには十分気をつけて生活したいものです…。 ちなみに突如入ってきた「すみませぇん」ボイスには大変ビビリ散らかしました…! @ネタバレ終了 始まってから終わるまで一気に読みたくなる力に溢れた作品でした。タイトルの笑顔の引力がすごい! ありがとうございました!
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魔物とLOVE ~3分で人外と恋に堕ちる~一人一人とても個性的な魔物の皆さんとのLOVEは、クリアしてもクリアしてもまだ次が出てくるという大ボリュームで、一つ一つのエピソードはコンパクトでありながらトータルすると結構なボリュームの豪華な作品でした! 魔物との恋愛ねぇ…と思っている、そこのアナタ! 最後までプレイすると「魔物アリ! 大いにアリ! あ、ちなみにアロウズさん、○○〇を大量生産するように!」とか言い出しかねません…! @ネタバレ開始 魔物であるときの彼ら一人一人ももちろん超個性的で面白かったのですが、人間ver.もまたとても面白かったです! ちなみに魔物ver.だとウルフさんが目をキラキラさせるのが大好きでした。すごく嬉しそうなのがダイレクトに伝わってくるので「かわいい…」と癒されていました。世紀末な格好も「そう来るか…!」と思いつつも、中身を知っているのでそれも「かわいい」となりました。 人間ver.だとホークさんとウルフさんがガチイケメンすぎて「おかしい、さっきまで私のプレイしていたゲームには画面を埋めるモフモフしたりフワフワしている魔物さんが映っていたのに!?」と乙女ゲームぶりに鼻血でした。ブフッ!!(拭け) なお、ポークさん…どんなイケメンになっちゃうの!?とホークさんの後でのポークさんは、安定のポークさんで大変安心しました。セクシーポークさん、大変可愛いです。 アロウズさんは個人的にいつものお骨さんの見た目のほうが見慣れているためか魔物ver.が好きなのですが、アロウズさんもイケメンすぎて驚きました。アロウズさんといえば、お骨さんのときに額にマジックで書いちゃってごめんね(はぁと)。 それにしてもアロウズさん、天才すぎでは…人間に見える薬だなんて…大量生産してあらゆる魔物の方々に飲ませてみてほしいです。 一人一人のベストショットなブロマイドも魔物と人間両方あって、美麗なイラストの数々に見惚れていました。 最早甲乙つけ型すぎて、どっちもいい~~!!と赤井様のイラストが魅力的すぎて、魔物と人間のどちらかなんて選べない状態に。もうみんな分身するなり並行世界を融合するなりして常時どちらの見た目も見ていたい…。 アイギス様のルートではお父様やお母様も出てきたり、エイルくんはイケメンな子どもからそのまま最強なイケメンの美青年になったり…と、過去作をプレイ済みの身からすると、さらに楽しい展開で色々なエンドを探すのがとても楽しかったです。アイギス様とのお母様公認エンドでは「いいんだ、お母様!?」と、唐突なる公認に選択肢を選んだ自分が一番動揺していました(笑) @ネタバレ終了 魔物たちとの物語、とてもとても面白かったです! ぜひ多くの乙女ゲー愛好者様に魔物とのLOVEに目覚めてほしい作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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君焦ガレ夜明ニ葬ルシスターの綺麗なお姉さんはもちろん大好物ですので、タイトル画面のシスターの綺麗なお姉さんには大いに喜びました。これはもう素晴らしく楽しい夏になるぞ~!と。 ワクワクしながらいざスタートです! @ネタバレ開始 僕とお姉さんのウフフキャッキャッまったりほわわーんなエンドは1mmも存在しておらず、むしろ血の海!!! オーマイゴッド!!!(拡声器で叫ぶ) 犯人が逮捕されていない不穏なニュースが出てきたらとにかく登場人物全員を疑う心がむくむくと芽生えるわけでして、主人公が起きたら夜だった瞬間にはこの人が犯人やー!!と血の涙を流しつつシスターのマリお姉さんを即座に犯人認定、タイミング的にどう考えても危険なお薬が出てきたときには「それはダメー!」と画面の前で小瓶を主人公の手から叩き落すエア動作を必死に繰り返していました。 クリアは初回エンド3、その後エンド4→他エンド回収となりました。 マリさんの弟さんへの思いを見ると、バッドエンドも恐ろしくも切なくありました。 エンドによっては主人公が弟くんの代役になるところも、きっと本当は弟くんの代わりになどなれるはずがないと分かっていても、神は救ってなどくれないのだから自分で自分を救わないと弟くんのいない汚れた世界で呼吸をするには地獄が深すぎるのだろうな…と思ったりしました。 煉獄の業火で焼かれるというよりも彼女自身が地獄の一部になっている姿に、いつか本当の意味で救いがもたらされたらいいなと感じました。 謎多きカッコイイ春田くん、危機的状況での登場から屋上でのシーンまで、すべて痺れました。 @ネタバレ終了 フルコンプまで30分かからない手軽さでサクッと楽しめ、ギュギュっと詰まったお話が面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
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ボクハソトニデタイ黒猫のクロちゃんになってお外を目指してタッチ・タッチ、またタッチしていくと…最後はほっこりするお話でした。 一回目はあまりにストレートにタッチしすぎて外に出られなかったので、二回目はじっくりゆっくりとタッチしました。一回目失敗時のヒントにも助けられました。 とてもシンプルですが、飼い主さんの愛情とストーリー性を感じる素敵な作品でした。 クロちゃんの様々な姿や反応がかわいかったです。 ありがとうございました!
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ハムスターの楽園終わったときに、ちょっと空を見上げて幸せでいるようにと願いたくなるようなやさしい物語でした。 また、ハムスターに限らず、犬や猫、インコなど人間以外の生き物を家族としてお迎えしている方ならさらに心に響く物語でした。 @ネタバレ開始 家族として迎え深い愛情をもって育みともに歩んだ存在が亡くなった後、もし楽園と呼べるような悲しみも苦しみもない世界で幸せになってくれるのであれば、それも大いにアリなのかなと感じるほど楽しそうな雰囲気が良かったです。 そんな中で、もう一度人を幸せにしたいとハルちゃんが楽園を去ることを選んだ時、もしかしたらハルちゃんが来てくれるのは自分のところかも…と、命を迎えることの重みも感じました。 きっとハムスターさんの中には「もう一度、前のご主人のところへ行けるかもしれない」と、願いを秘めながら再び生まれる子もいるのかなと感じました。もしそういう子がいたとしたのなら、もう一度ご主人の下へ行けるといいな、とも。ご主人だった方も若い方ばかりではなく「夫に先立たれた老いたご主人と自分と二人きりだった…僕がいないとご主人が一人ぼっちになってしまう」というようなご家庭もあったでしょうから。 楽園にいる他のハムスターさんたちにも思いを馳せました。 @ネタバレ終了 やわらかくあたたかいキュートなグラフィックと、心の琴線にそっと触れる物語が絶妙にマッチした素敵な作品でした。 ありがとうございました!