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たぬささみのレビューコレクション

  • 惑星ホテル
    惑星ホテル
    優しいけれど悲しい、けれど暖かい夢を本当に見ているような気持ちになれます。 『プレイして、そのまま眠れるゲーム』に対するゲーム作りのこだわりは、素晴らしいの一言。 ロボットたちは、関われば関わるほど、愛着が沸き、到達が難関な結末を見た際には涙が… 複数あるエンディングは、どれもその後を妄想したくなる内容かつ、この結末がベスト!という強制感がないので、どれが正しいのかが上手くぼかされているのもツボでした。 本作に登場したロボットたちとホテル経営するゲーム…プレイしてみたいです…!

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  • 強制救済ゲーム シャングリラ
    強制救済ゲーム シャングリラ
    今では多数、世に出ているデスゲーム。 しかし、登場人物は不良だけ・生存ルールが特殊で、熱い魂とこだわりのある不良だからこそ簡単に従えない…(討論パートも意外性があり、一筋縄ではいきません)という設定があるため、強い斬新性を帯びている内容です。 キャラクターもそれぞれが個性的で被りがなく、製作者さまのキャラメイク力の凄さを感じずにはいられません。 序盤の展開が後半の大きな起爆剤になるシナリオも胸熱! 個人的に、1~2ゲーム目の関連性がバッド含め、物凄く好きです。

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  • 無人島
    無人島
    超定番な質問が主人公の運命を大きく変える!という王道×新感覚なノベルゲームです。 自由入力型で持っていける物を選択できるからこそ、底が見えぬハラハラドキドキ感を味わえました。 (未だにコンプできてるのか分からない部分もツボです) バッドに行ってもさりげない台詞からヒントを得られるので、メモが捗り、夢中にひたすらプレイできる中毒性がたまりません。 また、とあるエンディングで見れる某キャラの『生きれる時間は有限』に対する台詞はかなりの名言で心に残りました。

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  • サイコロサイコ -第四の出目-
    サイコロサイコ -第四の出目-
    タイトル通り、過激でサイコなシーンが多いですが、ヒロイン・祭子が今の状態になってしまった原因が少しずつ分かって行く描写がとても絶妙で、そちらにもぜひ注目して欲しい!と感じた作品でした。 (祭子の数字への執着と上手くリンクしているところが好きです) あと、プレイヤーのク○度も試される選択肢に笑い、自分も作中の某キャラのこと言えないな…と複雑な気持ちになれました。ありがとうございます。 CHARONさまゲーに複数出ている雪丸くん、どんどんヤベエキャラになってるので今後の彼の活躍も楽しみだったり…

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  • ルームメイト ~うさぎ系ヘタレ男子~
    ルームメイト ~うさぎ系ヘタレ男子~
    前作・ペンフレンドで女王様っぷりを発揮したロザさんにまた会えるなんて…!とワクワクしながらプレイ。 やっぱりロザさんのSさは最高だな、と改めて感じました。既に自分もロザさんの奴隷状態です。 M側であるエリオット関連は、段々と奈落に沈みつつも、『性癖は、巡り合わせによっては人を立ち直らせる力があるんだな』と思わずにはいられないオチから、個人的にはとても後味が良かったシナリオでした。 (彼がやらかしたことは、結構な悪なんですが…) 謎を帯びたままのお兄さん関連、いつか続編で拝見できるのを楽しみにしております!

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  • ネットフレンド ~彼女に出会った私の末路~
    ネットフレンド ~彼女に出会った私の末路~
    渚&若葉のやり取りに不穏を感じつつもにやけていたら、ジェットコースターの如く、衝撃的なオチへ誘われた"百合ではない"ストーリーがとても楽しかったです。 ネタばらし部分もカオスで最高でした。 コメディ風ながらもメイン2人の闇が深そうなところもたまりません。 (特に若葉は色々とヤバそう……) また、エンディングによって渚・若葉だけでなく、満瑠くんも巻き添えスタイルで人生が変わって行く展開につい笑いが生じてしまいました。 いつか、満瑠くんが報われますように…!

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  • Farewell
    Farewell
    大切な人を救うために自身を犠牲にした勇者の話、と言うと美談に聞こえますが、テキストの所々に勇者・リクがどれだけ残酷な仕打ちを受けたのかが分かり、読みながら苦しい気持ちになりました。 (勇者システム、恩恵はあるかもですがエグすぎて……好きです) そんな彼に救われたソラの独白にも涙腺が何度も緩みました。 ラストの奇跡(?)とエンディングは、とても優しい気持ちになれ、心地の良い余韻をいただきました。

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  • 家に帰ると知らない男の子が眠っていた件
    家に帰ると知らない男の子が眠っていた件
    可愛いタイトル画面からは、全く予想できないダークテイストなストーリーに惹かれました。 最初の会話で不穏な雰囲気を漂わせていた主人公のりんごちゃん。 彼女が言葉にこだわる理由については予想以上に重く、例え善意であっても、『それを徹底しすぎること』・『誰かに強要させること』がいかに罪深い物であるのかを痛感せずにはいられませんでした。 そして、言葉の力はとても大きく、自分にも相手にも刺さる物なのだと改めて感じました。 全てを知った後に、冒頭のりんごちゃんの台詞を見なおすと切ないところも大好きです。

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  • re.
    re.
    相手(ロボット)の気持ちを知りながらも○○していくため、クリア後にはプレイヤー自身も虚無になっているという、凄いゲームでした。 (2週目もとい、結末を知ってても虚無になれます!) ○○を自らやらなければいけないハード要素、ロボットたちの背景事情、残酷で効率的な世界観、色々と予想できるテキストも大変好みです。 また、優しいBGMが彼らへのレクイエムにも聞えて来て更にへこむという… こちらをクリア後、pmpmさま(作者さま)が出されているLAST.をプレイすると、より鬱になれるのであわせてのプレイを個人的に超オススメしたいです!

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  • お隣さんの手紙
    お隣さんの手紙
    初期で察するであろう手紙の差出人および、手紙の内容が吹き飛ぶレベルのオチが大変好みなゲームでした。 真実の伏せ方・解き明かし方が絶妙で、気づくと2週目に突入してしまったり。 ジワジワと侵食するかのような怖さを味わえつつ、ラストの展開には「まさか…いや、違う…あいつの正体は…」とガツンとした驚きをいただき、良い意味で後味の悪さを感じることができました。 また、アパートだからこそありえる音的な演出は王道ながらもリアルなホラー感があり、個人的にツボでした。

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