豹牙晃のレビューコレクション
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黒い獣と契約の夜プレイ時間は攻略を見てフルコンプ2時間半程でした。 難易度は高めで、バッドエンドの全回収は攻略なしではかなり厳しいと思います。 前半はほとんど探索(とバッドエンドのオンパレード)で、後半になって主人公の境遇やシロとクロキュラのことが分かってきます。 イラストは美麗で、作品の世界観にとても合っていました。 @ネタバレ開始 同じ種族の中でも居場所がなかった三人というのが好きですね。 シロとクロは考え方にところどころ人間味が感じられるのも良かったです。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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はこにわのみこ絵本のようなかわいいグラフィックの短編作品。 動くキャラがとてもかわいらしく、最後に分かる真相も良かったです。 キュートでかつ分かりやすい、凝ったUIデザインに高い技術力を感じました。 吹き出しで何か話してるな…と思ったら、バックログに二人の会話が表示されていてなるほど!と思いました。 短編ながら設定も作り込まれていて、クリア後もう一度読み返したくなる作品でした。 面白かったです!ありがとうございました!
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暗がりビオトープ30分程で読了しました。 画面の色合いに統一感があり、スタートからエンディングまでオシャレな作品でした。 @ネタバレ開始 あらすじの「たくましく」という言葉と性格から主人公は男の子だと思っていたんですが、女の子だったとは驚きました。 シルエットからもボーイッシュな外見なんだろうな、と想像しました。 私がゲーセンにハマっていた頃は、この作品の時代の10年以上後なのでプライズ機が中心でした。 なので想像でプレイしましたが、それでも懐かしさを感じるグラフィックと描写が秀逸です。 キャラは全てシルエットなので表情や服装も見えませんが、立ち絵がよく動きますし文章で伝わってきます。 終わり方も寂しさを残しつつ後味の良さがあり、成長した主人公を見てとても安心しました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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涙恋花2~徒花の恋慕~【完全版】アップデートで完全版になったと聞いてプレイさせていただきました。 花をモチーフにした切ない恋愛短編を6本読める作品で、数日に分けてプレイしました。 それぞれのお話に直接的な繋がりはなく、舞台も主人公も変わるので気になったキャラから気軽にプレイできます。 短い物語ながら重い展開で、乙女ゲームのバッドエンドが好きな方にお勧めしたい作品です。 @ネタバレ開始 以下プレイ順の感想です。 エデンさんは、良い意味で第一印象と大きく違っていました。 初見でシャーロットさんがいい女だと思っていたらとんでもなかったです。 最初は英国紳士かーと甘く見ていたら、過去が明らかになってから見事にぶっ刺さりました。最推しです。 プレイ前に一人だけ戦時中っぽいな…と気になっていた、要さんも良かったです。 二人とも辛い境遇で、幸せになってほしいと思いました。 Trueが好きです。最後の特攻のボイスが特に印象に残っています。 真白さんは上二人に比べたら死が関わらなさそうだなと思っていたら、父親のクズさが強烈なルートでした。 白髪赤目というビジュアルと、クールに見えて数学を語るとキラキラするギャップが好きです。 Happyはまだ救いがありそうで良かったです。 双子のルートはかなりギスギスしていて終始罪悪感がすごかったです。 愛の重い三角関係とヤンデレが好きな方には刺さりそうなルートだと思います。 Happyもそのうちどちらかがギスりそうだなーと思いました。(笑) このプレイ順だったせいか、四葉くんはHappyが後味良く終わったので逆にびっくりしました。 彼は成長した姿も楽しめるのが良かったですね。 綾乃先生に関しては最初から疑っていたのでやっぱりかーという気持ちがありました。 彼女の復讐の理由にはあまり頷けませんが、Trueで分かる心境には少し考えさせられました。 陽太さんは関西弁が癖になるキャラクターでした。 明るいキャラだと思っていたら意外と過去が重いキャラでした。 ここまでくるとサブキャラは誰が出てきても警戒してしまいますね。 主人公が彼のギャグを面白くないとはっきり思っているのが面白かったです。 @ネタバレ終了 スチルも豊富で、おまけまでたっぷり楽しめる作品でした。 面白かったです!ありがとうございました!
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あかねくずしあかねちゃんがブロックくずしになったと聞いてプレイしました。 メインはブロックくずしですが、ストーリー部分やイラストも面白かったです。 あとBGMの中毒性が高く頭から離れなくなりました。 クリアだけならそこまで難易度は高くないですが、ノーミスクリアはとても難しいです。 ボールが永久ループして戻ってこなくなったり、あかねちゃんの足をすり抜けてボールが落ちていったり… ノーミスクリアのバッジは最難関だと思います。 私も何度か挑戦しましたが、ステージ5でラスト1つ残した状態で失敗して「あっ!」と声が出てしまいました(笑)
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兄さんとラブホに入った俺!タイトル通りの勢いのあるギャグから感動に一転する、ジェットコースターのような作品でした。面白かったです! 序盤はハイテンションな弟の迷言とボイスの数々に笑いました。 ちょくちょく挟まる俳句と、キャラ名で動作を伝えてくるのがじわじわきました。 途中はシリアスな展開に驚き、引き込まれました。 ぜひ前情報なしでプレイしてほしい作品です。 ありがとうございました!
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花枕(第一章~第二章)30分程で読了しました。 ゲームでの三人称視点が新鮮で、小説を読んでいるような感覚でした。 メイン二人のやりとりが軽快で面白かったです。 キャラ名が鍋の具とトイレになるところで笑いました。 @ネタバレ開始 前作から大きく雰囲気が変わっていて驚きましたが、個人的な好みはこちらですね。 かわいいイラストとクオリティの高いOP、最後のタイトルへの戻り方が良かったです。 そしてあれ?後書き始まった?と思ってしまう程のメタい文。 青春だった今作がこれからドロドロになると聞いて気になっています。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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パラダイム・シフト-雑踏-20分ほどで読了しました。 ピクトグラムを使ったミステリーで、シンプルながらとても効果的な演出だと思いました。 読み進めていると、どんどん主人公の素性や真相が明らかになっていき、引き込まれました。 ピクトグラムになっていた理由には驚きました。 タイトル画面の変化や、途中でピクトグラムではなくなった時はなるほど…!と思いました。 考察も楽しめる内容で、短いプレイ時間ながらとても楽しめました。 面白かったです!ありがとうございました!
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鬼桜多数の登場人物が織りなす、ボリュームたっぷりの和風ファンタジー作品でした。面白かったです! 具体的なプレイ時間は分かりませんが、攻略を見つつプレイして5、6時間はかかったと思います。 数日に分けてプレイしていたのですが、後半は引き込まれて一気に読みました。 あとがきでも触れられている通り、立ち絵とスチルの数がとんでもなく多いです。 スチルはどれも美麗なので、実装が大変そうですがギャラリーが欲しくなりました(笑) @ネタバレ開始 タイトルからも最初は本当に鬼が登場するのだと思っていましたが、途中で違うことに気づき、人間の業についても考えさせられる作品だと思いました。 演出も凝っていて、日常シーンはコミカルでとても賑やかでした。 戦闘シーンは漫画やアニメを見ているようで迫力があり、かっこよかったです。 好きなキャラは橡くんと遠州さんです。 どちらも戦闘シーンのスチルがとてもかっこいいです。 あと斬髪シーンが気に入っています。 エンドは最初から1に行ってしまいましたが、2とトゥルーが好きです。 BGMも印象的で、特にタイトルが印象に残っています。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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籠中話シリーズ①『トリカゴさま』15分ほどでエンド回収しました。 美麗なサムネで乙女ゲーだと勝手に思っていたら、微ホラーと糖度0の文字が…! 短めのプレイ時間ながらイラストも盛りだくさんの豪華仕様、見ていてとても楽しかったです。 効果音などの演出が凝っていて、画面も和で統一されているのが良かったです。 主人公は喋らないのですが、画面の揺れで感情が伝わりました。 トリカゴさまの時々見せる悪い顔が好きです。 選択肢でセーブさせてくれる親切仕様なので、ちょっと優しいと思ってしまいました(笑) 面白かったです!ありがとうございました!