その理想は、全人類の『生命』を奪う――
西暦2027年、人類は『永久機関』を手にした。
だがその恩恵と呪いによって、
世界はいつしか多くの歪みを抱えるようになっていく。
人類はしかし、自分たちの生命線、
あるいは生命そのものである『永久機関』をいつまでも手放せずにいた。
そんな呪われた世界で生きる1人の青年の元に、『天使』を名乗る少女が現れる。
彼女は『永久機関』を指差しながら、彼に言う。
「あれを、貴方にぶっ壊して欲しいの」
全人類の生命そのものを破壊する、青年と天使の旅が始まった。
すべて表示折りたたむ