作品「炎怨の鶴」のレビュー
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菊島姉子
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炎怨の鶴
評価
4
戦国時代が舞台の和風ホラーゲーム
<ストーリー>
天正六年、上杉謙信の跡継ぎ争いである「御館の乱」により分断された越後国。
その渦中、暗い洞窟内の檻中で目覚めた主人公は一切の記憶を失っていた。
自分が何者なのかを探っていくホラーアドベンチャー。
スタジオ六シリーズらしい複雑で濃厚な脚本は、読み物としてもお楽しみ頂けます。
<グラフィックと演出>
全てのグラフィックに和紙テクスチャを使い、和風にこだわっています。
テキストには時代劇感を出すための難しい旧字体を使用し、ルビをふっています。
会話画面は遠近感を利用し、喋っている人物にピントが合うようになっています。
<アドベンチャー>
マップ移動ができます。マップ上のオブジェクトや人物を直接調べることができます。
マップでは確率で地縛霊が出現し霊障を起こすギミックが仕込んであります。
会話や行動シーンにも選択肢が多めに用意されています。
たくさん探索すると主人公の記憶が全て戻り、エンディングが分岐します。
<時代考証>
戦国時代相応の言い回し、衣装、甲冑、建物など出来るだけ歴史監修を入れたつもりですが
若干の創作も含まれます。
趣味の範囲での歴史考証になります。ご了承ください。
<注意点>
周回プレイの時は一度ゲームを再起動してくださいますと安全にリスタートする事ができます。