作品「僕を殺す瞳」のレビュー
twitter-
加藤 匠
圧倒的ドット力…ッ!
魅力的なドット絵はキャラだけでなく、
見逃しがちなセーブ/ロード画面、バックログなどUIも含め、
ゲーム全体がドット絵で統一されています。
ドット好きにはたまらない作品。
見た目が良いその裏で、オプション項目が充実しており、
テキストプレビューもあるほどの丁寧さ。
遊んでいるときに気になりやすいカレンダー機能のON/OFF、
2周目以降は別エンドが確認しやすいようにヒント機能が解放されるなど、
かな~り遊びやすいように作られているのもスゴイところです。
ゲームとしてはヒロインの「瞳」と、
イチャイチャするのが主な内容ですが、
瞳は記憶を失っているため、イチャつく以外のお話もあります。
主人公が美大に通っているため、
日々の思い出などを描いたりするわけですが、
プレイヤが描く題材(もちろん瞳でもいい)や配色なども選べて、
魅力的なドット絵がさらに生まれます。
反映される箇所は限られますが、服装や髪型の変更も楽しい。
ドット絵の魅力を存分に活かした作りになっているのが、
上手いなぁと思いました。
ただ一方で、絵で魅せるのがメインゆえに、そもそもテキスト量が少なく、
お話自体はかなり薄味な印象で、あっという間に終わってしまいました。
プレイヤがとる行動も絞られてくるのもあって、
割とすぐに会話のパターン感を感じてしまいます。
印象に残るやり取りや、濃い体験が少なかったのが、
もったいないなぁと思いました。
他の恋愛ゲームでいうと、いきなり好感度MAXのような状態で、
ゲームが始まっているのが惜しいところなのかな?と感じました。
警戒されているところから徐々に仲良くなっていく様子が描かれると
やっぱり遊んでいてうれしいし気持ち良いでしょうし、
仲良くなってきたからこそ、選べるようになるヌードモデルとかに
ドキドキするんじゃないかなーと思ったりしました。
最初はハンドモデルさえ嫌がっていたあの瞳が…!!!良いの!? みたいな
…と感想を書いていて思いましたが、オチのことを踏まえると、
やり取りは濃くない方が自然なのでは!?とも思いました。
あと勝手な妄想ですが、
キャンバスに描いてきた絵はどうなるのか…を考えてたら切なくなりましたが、
めっちゃ良いシーンになりそうで勝手にワクワクしてました。
長文になってしまいましたが、
プレイ後にも考察や妄想が捗って、楽しませてくれた一作でした!
このゲームをプレイする
僕を殺す瞳
評価
192

「僕」は毎日、誰かの「瞳」を夢に見ていた。
ある日、帰宅途中でトラックに轢かれそうになったところを、その「瞳」を持つ少女に助けてもらう。
しかし、彼女はその時のショックで記憶を失ってしまった。
「僕」は彼女を「瞳」と呼び、彼女の身元がわかるまで一緒に暮らすことにした。
彼女は一体何者なのか?
それを調べる日々の中、一緒にお出かけしたり、着替えてもらったり、絵のモデルになってもらったり、甘えたり甘やかされたり…
記憶喪失の少女と過ごす、いつもと少し違う夏。
---
■ジャンル
少女とほのぼの日常生活
■プレイ時間
一周15〜30分
■ゲーム概要・要素
・全年齢対象(ホラー要素やグロテスクな要素なし)
・「瞳」への接し方で4つのEDへ分岐(2周目からはヒント表示も可能)
・たくさんの服や髪型で瞳をコーディネート
・動くドット絵
・ED後のお楽しみモードあり
■最新アップデート情報
2019.3.18: 1.14 : 一部演出の改善・画像の圧縮による軽量化
★ティラノゲームフェス2018 準グランプリ受賞★
応援ありがとうございました!
---
・2018/11/4現在…フリーズなどゲーム続行不能になる不具合は確認されておりません。
・2019/3/16確認…特定箇所にて画像配置が乱れる恐れがございます。(ブラウザ版で報告あり)申し訳ございません。
他バグ報告などございましたら、以下Twitter宛にいただけると嬉しく思います。よろしくお願いいたします。
Twitter...@yo7yo7yo7k