作品「妹のろい」のレビュー

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一二七マコト@mcl 2022-05-20 23:49:35

タイトル（※タイトルではない）の女の子、可愛い～～！！と、ホイホイされてプレイしました！　なんて不純。
ビジュアルだけでなく、「妹のろい」という意味も気になって、プレイを始める前から色々と考えながら読み進めました。

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「妹」とタイトルにあることから、メインビジュアルの困り気味の切ないほほ笑みが可愛い、この女の子が妹だな！やったー！　そして、のろい…パッと思い浮かんだのは“呪い”。　……まさか～！「妹の、ろい」かなぁ～！なんて頭お花畑でした。
まさか本当に呪い…そして鈍（のろ）い、といじめられていた過去があり、そしてそれが巡り巡って…とは思ってもみませんでした。

前半部分のキャッチーでコメディなやり取りと、ある真相が判明してからのシリアスな展開が非常にテンポが良く、パズルがカチ、カチッとはまっていくような展開は素晴らしかったです。
2つのエンディングがありますが、どちらもその選択をしたらそうなるだろうなと思えるラストでした。どちらも好きです。

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さゆちゃんとの卒業式（デートかな？）では、あれほど溺愛していたアキヒト君が最後の最後に「行かないでくれ」ではなく、「行けー！」とさゆちゃんの背中を押しているかのような、「お兄ちゃん」をしているシーンが特に好きです。また、最愛の妹･さゆちゃんとの本当に最後の別れであり、さゆちゃんに執着する自分との卒業のようにも見えました。二人の卒業式だったのかなぁ、なんて思ったり。

タイトル画面だと錯覚していた、さゆちゃんの困ったような切ないほほ笑みもこのシーンまでくると意味がわかる構成でとても良かったです。立ち絵もスチルもさゆちゃん、かわいい！！！！！　終始目が幸せでした！

短い時間の中でコメディとシリアスの両側面が楽しめる、ステキな作品でした！プレイ出来て良かったです。ありがとうございました！

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妹のろい評価 10

・プレイ時間15～20分のビジュアルノベルです。・エンディングは2種類あります。 ※このゲームは「さつき晴れ」と「Enharmonic☆Lied」の共同制作作品です。 ◆あらすじ俺には大切な妹がいる。いつでも話を聞いてくれて、助言をしてくれて、笑ってくれて、幼い頃からずっと仲良しの、大好きなただ一人の妹。俺は家に帰って妹と話す時間が、何よりも好きだった。だけど、あと少しで妹は「卒業」を迎える……。 ☆制作スタッフイラスト・UIデザイン：さつきち　「さつき晴れ」（http://satsukibare.webcrow.jp/）シナリオ・ＢＧＭ等：向風鈴　「えん☆はり」（http://enharmoniclied.web.fc2.com/） ==========================================================