作品「ちょっと気になる販売機」のレビュー
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笹笠箕範
江戸川乱歩の短編に「算盤が恋を語る話」というものがあります。物言わぬ計算の為に使われる算盤に示された数値に起こる偶然。私がその小説を読んだ頃には、すでにポケットベルの数字の語呂合わせなんてものは過去の遺物になっていました。
向こう側に人間か存在する算盤とは違い、この作品に出てくるのは自動的に言葉が選択され放送される自動販売機なのですが、ただの機械が少年の心に起こした奇跡は、言葉にできないほどの大きさがあると思います。
自己を認識し、世界を認識し、そして人間を認識する、…いえ、し直すきっかけとなったこの存在に、早く再会できるといいな、と思いました。
心豊かになる作品をありがとうございました!
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ちょっと気になる販売機
評価
9

家でも、学校でも、ひとりぼっち。
そんな僕がある日出会った、ちょっと気になる販売機。
この出会いが、僕を、未来を、変えることになるかもしれないなんて、思ってもみなかった。
これは、ほんのささやかな、出会いと勇気の物語。
当作品は、男子中学生がひたすら販売機でジュースを買う一本道の短編ノベルゲームです。
前作に引き続き人間と人外の交流もの(?)なので、その手のお話が好きな方は、楽しんでいただけるかもしれません。
ヒロインがガチの自動販売機という挑戦的な作品ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
※テキストと効果音だけですが、軽度の暴力描写があります。苦手な方はご注意ください。
積極的にエゴサをしますので、当作品を実況していただく場合、分かりやすいところに作品名と作品ページへのリンクの記載をお願い致します。義務です。また、嘲笑・中傷目的での実況はお止めください。
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