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浦田一香のレビューコレクション

  • 親愛なる彼女の痕跡
    親愛なる彼女の痕跡
    全てのシナリオを読みました。 2時間くらいで読めました。 キャラクターのグラフィックは綺麗でした。 @ネタバレ開始 キツかったです。 事前に少しだけ評判を聞いていたので 一筋縄では行かないシナリオだろうなあ、と 構えていましたが、それでも苦しかったです。 キャラクターは誰も好きになれそうもないです。 そういうキャラ萌えを狙ったシナリオではないので しょうがないですが。 恋は盲目なんて言葉がありますが、 特にメインの3人は暴走していたように思います。 人を好きになるって、愛することって 綺麗なことばかりじゃない。 そんなことは頭ではわかっていても、 いざ好きになると、どうしても自分や相手の 醜い部分に向き合うことになる。 それをまざまざと見せつけられたような気がします。 及川は内面が好きと言っておきながら 結局、自分の理想の女の子像を 押しつけていただけなのかな……? 来未は信じるということで、人を疑うことを放棄して 相手に依存していたのかな……? それとも、人を全面的に信じられる自分が好きだったのかもしれません。 いろいろネガティブな単語を並べましたが、 こういう人の内面を抉るようなシナリオ、大好きです。 @ネタバレ終了 面白かったです! 声優の皆様の演技も良かったです! バックログのボイス再生など、スクリプト・システム面も 充実してました。 ぱすてぃぶソフトさんの今後の作品にも期待します!

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  • 生きるその先に -覚醒編-
    生きるその先に -覚醒編-
    生きるその先に -岐尾森編-(以下第一部) REACT の二作をプレイ済みの状態で開始しました。 第一部とは違った舞台、ヒロインが登場し お話を盛り上げます。 まず、グラフィックについて書いていきます。 スチルが豊富で、フリゲでは珍しく 立ち絵にポーズ差分があるのが嬉しいですね。 さらに、包帯や髪飾りの差分もあります。 次にBGMについて。 今作では、第一部やREACTのBGMを織り交ぜつつ オリジナルのBGMが多数使用されていて 良かったです。 シナリオやキャラクターに関して書きます。 @ネタバレ開始 鬼晶が好きなので、第一部より イチャイチャ描写が増えていて、嬉しかったです。 REACT勢も物語にがっつり関わってくれて 楽しかったです。 気になった点としては 詩衣の父親の説得が大変そうだなあ と構えていたら、割とあっさりだったので 拍子抜けしました。 今作では、夏生の鬼としての覚醒をどうするか?  が大きなテーマというか問題になっています。 すなわち、人として生きるか、鬼として生きるか そして、どう生きていくか……。 「生きるその先に」というタイトルにより密接に なっていたように思います。 個人的にはシナリオ中で自己犠牲 という要素が大きかったように思います。 愛する人のため、自分より大切な存在のために 自分を犠牲にする。 そんな展開が印象的でした。 ですが、お互いが幸せになるためには 自分が犠牲になっても、相手に我慢を強いても 幸福な未来は訪れない。 一緒に楽しいことも苦しいことも分かち合って生きていく。 そういったことが一貫して描かれていたように 感じました。 @ネタバレ終了 第三部も楽しみにしています!

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  • 【Road of Lord】 —Chapter1 冬の訪れ—
    【Road of Lord】 —Chapter1 冬の訪れ—
    様々な点において、高クオリティでした。 グラフィックは美麗、ムービーも良く 戦闘においては効果音や炎の演出が特に良かったです。 ボイスも声優の皆様、全員上手でした。 @ネタバレ開始 シナリオに関して書いていきます。 わかりやすさを重視したのかな、という感じでした。 王様を暗殺した真犯人まで、チャプター1で 明かしています。 もしかしたら、さらに背後に悪役がいるかもしれませんが 作品に引き込むためのチャプター1で ここまで明かす必要はあっただろうか? と少し気になりました。 キャラクターは全員個性があり、魅力的に映りました。 @ネタバレ終了 今後にも期待しています!

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  • coda:
    coda:
    爽やかな青春モノ…… @ネタバレ開始 ではない。 光の献身というか愛は、遥人を変えられなかったのでしょうか。 全ては語られませんが、光が死後も 遥人を想っているので、愛も本物だと思いました。 @ネタバレ終了

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  • 今宵サンタは街角で。
    今宵サンタは街角で。
    心温まるクリスマスストーリーでした。 それぞれの話で主人公は違い、 同じ町に住んでいて、それぞれに違う人生や考え方があって まるで現実に存在しているかのように感じました。 悪人が出てこない話なので、安心して読めました。 一番好きなのは、哲夫と美貴の話です。 全体を通して「クリスマスプレゼントの内容やどんな物かが 重要なのではなく、プレゼントをするという行為や気持ちが大切」 そんなメッセージを受け取りました。 文章はとても読みやすく、物語に入りやすかったです。

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  • 雫
    短い時間の中でいろいろな想像が できるような作品でした。 文章も堅めで、好きな感じでした。 良かったです。

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  • ミライハカイ
    ミライハカイ
    3種類のエンディング、すべて見ました。 まず、イラストがシルバ、望未 二人ともとても可愛く、読み進めていくのが 楽しかったです。 @ネタバレ開始 シナリオですが、コミカルな序盤~中盤から 一転して、シリアスな終盤には驚かされました。 望未の将来については天才という最初の説明から なんとなく、察しがつきましたが 私も俊輔同様シルバへの愛着がわいており、 消えてしまう未来を回避できるエンドがあってよかったです。 あとがきも含め、楽しむことができました! 私も望未のスピンオフ読みたいです。 @ネタバレ終了

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  • 蒼白のマジックシールエメラルド
    蒼白のマジックシールエメラルド
    剣と魔法が出てくるファンタジー作品です。 (剣はあまり出てきませんが) BGMはオリジナルの曲が大半で、 クオリティも高いです。 本作で特に好きなのはやはり、バトルシーンですね。 絵の動きや、氷魔法のCGの使い方など 迫力がありました。 @ネタバレ開始 読みながら、何か大きなストーリーの後日談みたいだな…… と思っていたのですが、あとがきで腑に落ちました。 設定や世界観などは若干説明不足なところもあるように感じましたが、 大きなストーリーの一部である、という性質上 仕方ないかなと思います。 もしかしたら、同じ作者さんの今後の作品で、 補完などされるかもしれません。 @ネタバレ終了 キャラクターも魅力があり、良かったように思います。 長期間の制作、お疲れ様でした。

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  • ありすとーく
    ありすとーく
    チャット形式で進む、ノベルゲームです。 画像やBGMなどはありませんが、 お話に起伏があり、とても面白く読めました。 @ネタバレ開始 お話のジャンル的には、ファンタジーとSFの中間くらいだと思います。 現代の高校生らしいアイテムや話題(ツイッター風アプリなど)が出てきたり、 恋愛要素もあり青春モノとしてもドキドキしながら読めました。 @ネタバレ終了 ありすシリーズへの繋がりもあるようなので、 ありすシリーズが好きな方は、ぜひプレイしてみてください。

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  • その恋、暫定につき、バレンタインシチュエーションボイスZ
    その恋、暫定につき、バレンタインシチュエーションボイスZ
    その恋、暫定につき、 のキャラクター達からバレンタインデーの チョコレートをもらえる、短編ノベルゲームです。 暫定につき、プレイ済みのほうが楽しめると思います。 それぞれ、趣の違ったチョコレートをもらえて キャラクターの個性が際立っています。 制作陣のキャラクターへの愛を感じました。 声優さんのクオリティの高いボイスも相まって、 短いながら素敵なバレンタインデー気分に浸れます。 特に翼のシナリオが好きです。 @ネタバレ開始 暫定につき、の最後で告知された 次回作も楽しみに待ってます! @ネタバレ終了

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